中山競馬で行われた02年分を含めた過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
連対馬は1??3,4??5,3??6,2??4,1??3,1??6,5??2,1??5,1??4,9??3番人気の組み合わせで決まった。1??3番人気は5,2,4連対とほめられる成績ではないが,伏兵馬の連対も6番人気の2頭と9番人気の1頭。99年に上位人気が総崩れとなったが,9回は1??3番人気から必ず1頭が連に絡んでいる。
馬連配当は
3けた…………2回
1000円台…2回
2000円台…4回
4000円台…1回
5000円台…1回
上位人気同士の決着は2回と少ないが,全体としては人気に応えており,最高配当は5570円。ここまでは比較的平穏に収まる傾向を見せている。
連対馬は前走すべて芝からの出走で,距離は1400メートル1頭,1600メートル9頭,1700メートル3頭,1800メートル7頭。1600??1800メートルをステップにした馬が好成績を上げている。また,クラス別では重賞組4頭,オープン特別組6頭,500万下組3頭,新馬組7頭。条件組や新馬からでも十分通じる。
連対馬20頭のうち19頭が前走連対馬(1着13頭,2着6頭)。例外は05年のメイショウサムソンで,4着からの連対だった。クラスに関係なく前哨戦で1,2着になっていることが,連対への条件となる。
路線別は3連対でいちょうS組ときんもくせい特別組がトップを争い,これを2連対の札幌2歳S,デイリー杯2歳S,萩S組が追っている。
連対馬のキャリアは1??6戦以上馬が各6,4,5,2,3,0連対。戦績が浅い分には問題ないが,キャリアは5戦以内が理想といえる。
バックハウスは前走出負けして後方からの競馬となったが,直線でいい脚を長く使って差し切りV。勝ちタイムも前週のいちょうSと0秒1差と速かった。距離延長に問題はなく,重賞初制覇のチャンスだ。
馬単は7←→9,7←→2,7←→4,7←→5,7←→14。3連単は7←→9から2,4,5,14と,7←→2から9,4,5,14への3着流し。