実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.59.3 | |
前走の毎日王冠(G2)はゴール前でスーパーホーネットに強襲されアタマ差の2着に惜敗したが、積極的にレースを引っ張りながらも終いは33秒8でまとめており、負けて強しの内容だったと言えるだろう。その後も久々を使った反動はなく、追い切りでは軽快な動きを披露。今回はダイワスカーレットやディープスカイなど強力な相手も揃ったが、当馬の爆発力を最大限に生かせる東京コースなら、押し切りの期待も十分にあるとみてよさそうだ。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:稍・2.05.6 | |
NHKマイルC、ダービーとG1を連勝して変則2冠を達成すると、約4カ月ぶりのレースとなった前走・神戸新聞杯(G2)も制して4連勝。今回は超一流の古馬が相手ということで厳しいレースが予想されるが、一番人気が確実視された菊花賞を回避したからには、こちらでも勝算は十分にあると踏んでのことだろう。当馬も東京コースとの相性は抜群で、ひと叩きされて馬体は更に充実。まだまだ底を見せていない魅力もあるため、3歳馬だからと軽視するには危険な一頭だ。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.58.7 | |
桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯とG1で3勝を挙げ、有馬記念でも2着に入った実績を持つ。今回は約7カ月ぶりということで単穴評価にとどめたが、本来はこのメンバーでも一番手評価できるだけの能力を持っており、(7・3・0・0)と安定感も抜群。先行しながらも終いはキッチリ伸びるため東京コースに不安はなく、力を発揮できる状態にさえあれば、上記2頭を封じ込める場面があっても決して驚けない。
末脚爆発,ウオッカ
昨年と今年のダービー馬、ウオッカとディープスカイに、牝馬クラシック2冠馬のダイワスカーレットや昨年の菊花賞馬アサクサキングスなど近年にない豪華メンバーが結集した。秋の盾を射止めて頂点に立つのはどの馬か。早速、過去10年のレースで傾向を探ってみたい。
連対馬は6-4、4-12、1-2、4-1、3-2、1-5、1-13、14-1、4-7、1-7番人気の組み合わせで決まった(02年は中山競馬)。
馬連配当は
3けた配当……1回
1000円台…2回
2000円台…1回
4000円台…2回
8000円台…1回
万馬券…………3回
1-3番人気は6、2、1連対とほめられた成績とはいえず、馬連配当で万馬券が3回も出る波乱となっている。また、過去4回の3連単も20万、122万、6万、18万とこちらも大荒れで、伏兵馬の台頭には十分警戒したい。
連対馬の前走はG1組6頭、G2組13頭、G3組1頭。路線別は京都大賞典組7連対、宝塚記念組3連対、毎日王冠とオールカマー組2連対の順。京都大賞典組が好相性を示しているが、ここ3年は連に絡んでいない。
距離別は1600-1800M組3頭、2000M組5頭、2200-2400M組12頭。2000M以上から臨戦した馬が好成績を残している。
年齢別は、3-7歳上馬が12、51、57、27、14頭出走して、2、9、7、1、1連対。連対率は17、18、12、4、7%。連対数は4歳、5歳馬の順となっているが、注目したいのが3歳馬。出走頭数が少ないため連対馬は2頭だけだが、率では1位の4歳馬とほぼ互角の数字を残している。
性別は牡馬が150頭出走して18連対(12%)、牝馬が11頭で2連対(18%)。連対数で牡馬が牝馬をリードしているが、率で牝馬が逆転している。
◎…昨年のダービーで歴史的な快挙を成し遂げたウオッカは、今春の安田記念でも牡馬の一線級を相手に3馬身半差を付けて圧勝。東京コースでは圧倒的なパフォーマンスを見せている。前走の毎日王冠は4カ月ぶり、初の斤量57キロを考慮すれば、アタマ差2着は負けて強しの競馬。たたき2戦目で女傑の末脚が爆発する。
○…オースミグラスワンは秋始動の毎日王冠で6着。逃げたウオッカが2着に粘る流れを後方から追い上げての結果なら悲観することはない。今春の新潟大賞典で31秒9の究極の上がりを発揮して差し切りV。前がやり合う展開になれば突き抜けるシーンは十分ある。
▲…前走の毎日王冠でサクラメガワンダーは4着。中団でじっくりと脚をためて、直線は良い脚で伸びてきたが、スローの流れで0秒5差届かなかった。休養前の宝塚記念で0秒3差の4着。休養明け2戦目で大駆けがあってもおかしくない。
△1…ディープスカイは東京コースでNHKマイルC、ダービーを制した変則2冠馬。前走の神戸新聞杯は万全とはいえない状態で快勝した。コース適性の高さを重視し、菊花賞から「盾獲り」に向かってきた。初の古馬相手でどこまで戦えるか、ここが試金石となる。
△2…ドリームジャーニーは小倉記念と朝日チャレンジCを制して、目下重賞2連勝中。同世代の牝馬、ウオッカとダイワスカーレットの活躍で影が薄いが、朝日杯FSを制しているように、4歳牡馬では屈指の存在。実績では一歩譲るが、晩成型の血が開花すれば怖い。
△3…ダイワスカーレットは桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を制した3冠馬。ウオッカとの直接対戦でも3勝1敗と勝ち越している。実績ナンバーワンは重々承知だが、何としても気になるのが7カ月ぶり。順調度を重視して狙いを下げたい。