過去10年,1??5番人気は7,2,4,2,3連対(02年は中山)。1番人気が7連対と頑張り,人気薄からの連対は7番人気の2頭だけとなっている。
馬連配当は3けた??2000円台8回,3000円台と4000円台がそれぞれ1回。波乱が起こりやすい牝馬重賞でもここまでは平穏に収まっている。
連対馬の前走は重賞組16頭,オープン特別組3頭,1600万下組1頭。条件組は苦戦中で,重賞から臨戦していることが,連対条件になる。
ステップは最多7連対のクイーンS組に注目。このクイーンSは00年に秋から夏に開催が移行してから過去8年,勝ち馬がこの府中牝馬Sに7頭出走して3勝,2着1回。連対率57%の良績を残している。
年齢別は3??6歳上馬が2,62,52,23頭出走して,0,13,7,0連対。出走数も多いが,4歳(連対率21%)と5歳(同13%)の争いとなっている。
今年のクイーンSの勝ち馬ヤマニンメルベイユを本命に推す。メルベイユはほかにもG3の中山牝馬Sを勝ち,この1800メートルで計4勝を挙げている距離巧者。東京コースは2着が最高だが,春にG1ヴィクトリアマイルで4着した実績がある。ベストの1800メートルならスピードで押し切るシーンがあってもおかしくない。