過去10年,1??3番人気は3,3,4連対と不振。代わりに7番人気以下から6頭が連対している。
馬連配当は3けた??2000円台4回,3000??5000円台4回,8000円台1回(01年)と3万7760円(99年)。全体としては中波乱の傾向を見せている。
連対馬のクラス別(着順)は,重賞組11頭(1??16着),オープン特別組7頭(1??12着),1600万下組2頭(各1着)。条件組は前哨戦1着が連対条件となっている。
路線別は新潟大賞典組が6連対でトップ。3連対で京王杯スプリングC組と都大路S組が続いている。なお,最多連対を果たしている新潟大賞典組はここ4年連続で連に絡んでいる。
年齢別は4??7歳上馬が6,10,1,3連対。連対率は順に11,20,3,8%。連対数,率で5歳馬が他世代を大きくリードしている。
関東馬は94頭が出走して14連対(15%),関西馬が81頭で6連対(7%)。関東馬が関西馬を圧倒している。
◎…トーホウアランは重賞2勝の実績馬。脚部不安で長期休養を強いられていたが,今年2月に復帰して今回がたたき4戦目。立ち直ればG3をあっさりと勝てる能力を秘めている。
○…サンライズマックスは前走の新潟大賞典で0秒6差の8着。直線で前が壁になり脚を余した。休養前に3連勝で中日新聞杯を差し切った実力。スムーズな競馬なら巻き返せる。
▲…ファストロックは1000,1600万下を連勝中の上がり馬。いずれも好位から抜け出す強い競馬だった。東京コースは2戦2勝と相性が良く,距離1800Mもピッタリ。重賞初挑戦でも首位争いになる。
△1…ヒカルオオゾラは朱雀S(芝1600M)で2着を3馬身ちぎって圧勝。勝ちタイムの1分32秒5はレコードと0秒4の好タイムだった。距離延長に問題はなく,昇級戦からマークが必要だ。
△2…前走の新潟大賞典でブライトトゥモローは1番人気を裏切って11着。瞬発力の問われる流れで出番がなかった。東京は昨秋の毎日王冠で小差5着している舞台で,最終週の荒れた馬場も歓迎だ。
△3…イクスキューズは前走,スタート後に他馬と接触して最後方に置かれたが,直線追い上げて0秒5差まで迫った。近走成績は不振だが,昨夏に重賞で3,2着。流れに乗れば大駆けがある。