過去10年,1??3番人気は1,2,5連対。1,2番人気が絶不調で,代わりに6番人気以下から10頭の伏兵馬が連対している。
馬連配当は3けた??1000円台4回,3000円台1回,5000円台1回,万馬券4回。堅いか荒れるかの見極めが肝心なレースといえる。
連対馬の前走(着順)は重賞組3頭(13,5,1着),オープン特別組7頭(1,1,6,6,1,3,2),1600万条件以下組10頭(2,9,2,6,8,1,2,6,3,4)。前走掲示板を外して巻き返した馬は7頭。クラスや成績は気にする必要はない。
路線別は万葉S組が7連対でトップ。それを迎春S組が3連対で追っている。
トップハンデ馬は11頭が出走して2連対。ハンデ頭が苦戦する一方で,53キロ以下の軽量馬が6年連続で連対している。
◎…マンハッタンスカイは迎春Sで前半ゆったりと逃げたが,2周目の向こう正面で早めに後続に絡まれる厳しい流れ。並みの馬なら馬群に沈むところだが,そこから踏ん張って0秒2差の3着にしぶとく粘った。格上挑戦でも適性十分の長丁場で,53キロの軽ハンデは魅力。勝ち負けに持ち込めるとみた。
○…逆転候補の一番手にブラックアルタイルを指名する。前走のアメリカJCCは中団から一気にまくって0秒2差の3着。直線のたたき合いで遅れたが,先着馬2頭はもともと格上。昇級戦,初の重賞挑戦を考慮すれば上々の内容だった。
▲…コンラッドはもともとラジオたんぱ賞を制している実力馬。前走の1600万下勝ちで,長かった不振から脱出したか。菊花賞で7着の実績から距離延長にも対応できるはず。完全復活すればここでも能力はヒケを取らない。
△1…前走の日経新春杯でアドマイヤモナークは56キロで初重賞V。暮れから正月のステイヤーズS,万葉S3着の実績から距離延長は臨むところ。トップハンデの57.5キロを克服できれば上位争いに浮上する。
△2…テイエムプリキュアは前走の日経新春杯で見せ場たっぷりの3着。ゴール前でアドマイヤモナークに差されたが,2着とは0秒1差だった。前走から据え置きの50キロなら流れ込みがあってもおかしくない。
△3…ミストラルクルーズは前走で1000万下を勝ったばかり。格下のイメージが強いが,3歳時にはセントライト記念3着から菊花賞に駒を進めた素質馬。古馬になって初の重賞挑戦でも53キロの軽量ならノーマークにはできない。