ダート1400Mで行われた過去7回,連対馬は8??3,6??5,2??1,7??10,1??9,6??3,11??1番人気の組み合わせで決まった(03年は中山ダート1200M)。
04年に馬連で万馬券が出て波乱となったが,6回は5000円以下で収まっている。
クラス別とそこでの成績は,重賞組11頭(2,2,9,1,1,3,6,1,8,1,14着),オープン特別組2頭(1,1着),1600万下組1頭(1着)。重賞組は前走の着順に関係なく巻き返している。
路線別はガーネットS組6連対,ジャパンCダート組2連対の順。
年齢別は4??8歳上馬が2,5,5,2,0連対。5歳と6歳が5連対で並んでいるが,率で5歳が一歩リードしている。
性別は牡馬96頭と牝馬10頭で争い14対0。牝馬は苦戦している。
関東馬は3連対(連対率8%)で,関西馬が11連対(同17%)。なお,地方馬はここまで6頭出走したが7着止まりとなっている。
◎…トウショウギアは東京ダート1400Mのレコードホルダー。前走のガーネットS16着は折り合いを欠き,斤量58.5キロも響いた。今回はベストの条件で,前走より2.5キロ軽い56キロ。巻き返すチャンスだ。
○…ガーネットSを制して勢いに乗るタイセイアトム。前走は54キロに恵まれたとはいえ,後続を2馬身ちぎった。1400Mでは3着が最高だが,マイペースの逃げに持ち込めば押し切るスピードを備えている。
▲…マイネルスケルツィは初ダートの前走で,歴戦のダート重賞ホールダーを相手に初タイトルをもぎ取った。着差は半馬身でも直線楽々と抜け出す余裕の勝利。引き続き1400Mだけに重賞連覇も十分にある。
△1…トーセンブライトの前走は58キロを背負って,仕掛けも早かった分ゴール前で差された。東京のダート1400Mは,6戦して3勝,2,3着各1回とベストの条件。上位勢を脅かすに十分な存在だ。
△2…ワイルドワンダーは前走ジャパンCダートで引っかかり決め手を欠いたが,それでも5着に粘った。休養明けとなるが,ダート1400Mは4勝,3着1回の実績。得意の短距離だけに警戒が必要。
△3…ビッググラス(大井所属)はここ4戦精彩を欠いているが,昨年はこのレースを56キロで快勝。続くフェブラリーSで3着と健闘した。今年は57キロを背負うが,実績のある東京で大駆けがあっても驚けない。