左回りの芝1600Mで行われた過去6回,連対馬は4??6,1??2,1??3,1??2,2??11,4??16番人気の組み合わせで決まった。馬連配当は4870円,650円,640円,770円,7680円,4万4860円。上位人気同士の決着で3けた配当が3回ある一方で,4万馬券が飛び出す波乱も起こっている。
連対馬12頭はすべて前走芝からの出走で,そこでの成績は1着11頭と6着1頭。前哨戦を勝っていることが連対への条件となる。
クラスはオープン特別4頭,新馬6頭,未勝利2頭。路線別ではダリア賞組が3連対でトップとなっているが,オープン経験は大きな強みにはならない。
キャリア別は1??4戦以上馬が5,6,1,0連対。キャリア2戦以内の馬を狙いたい。
牡馬VS牝馬はそれぞれ50頭が出走して,5連対(連対率10%)と7連対(同14%)。連対数,率とも牝馬が牡馬をリードしている。
◎…ゴールドスパークルは重馬場のデビュー戦で,上がり3ハロン33秒9の末脚で差し切った。スタートでダッシュがつかず,直線は前に壁のできる苦しい競馬だったが,馬群をぬってゴールした。長くいい脚を使え,勝負根性も抜群。人気はないが「新潟2歳王者」の資質を秘めている。
○…セイウンワンダーはデビューで出遅れツルマルジャパンに敗れたが,2戦目に一変して2着を6馬身ちぎって圧勝した。キャリアの浅い2歳馬でマイルを2度経験しているのは大きな強み。逆転の筆頭に推す。
▲…ガンズオブナバロンは新馬戦こそ2着に敗れたが,2戦目の未勝利でレコードで圧勝してみせた。1ハロン距離が短縮するが,外回りコースなら問題なく,上記2頭をまとめて破れるスピードを秘めている。
△1…デビュー戦のタニノベローナはスタートを決めて好位から追走。直線危なげなく伸びて18頭立ての1番人気に応えて1着でゴールした。馬体494キロは牝馬にしては大型で,その分上積みも見込める。
△2…ストロングガルーダはの新馬戦(芝1400M)を快勝。1分24秒3の勝ちタイムこそ平凡だが,レースセンスが光った一戦だった。血筋から距離延長に問題はなく,スピード競馬にも対応できそうだ。
△3…ダイワバーガンディは小回りの福島で,芝1200Mの新馬戦を勝ち上がった。2カ月と間隔が開いて,一気に400Mの距離延長で評価を下げたが,新潟外回りで決め手を生かせる展開になれば好勝負になる。