02??04年(別定戦)と近2年(ハンデ戦)を合わせた過去5回のレースで傾向を見てみたい(05年の1000万下は除く)。
連対馬は3??6,1??4,1??4,1??3,3??1番人気の組み合わせで決着した。1番人気か3番人気のどちらかが勝ち,2着も6番人気以内に限られている。
馬連配当は6100円,1210円,610円,770円,690円。人気馬同士での決着が多く,平穏に収まる傾向をみせている。
連対馬の前走はダート1000M1頭,ダート1200M8頭,芝1600M1頭。当レースと同距離の1200Mをステップに出走した馬が好成績を残している。
路線別は北陸S組が半数の5頭を占め,ほかの組を圧倒している。
年齢別は3??8歳以上馬が7,12,15,18,8,7頭出走して,各1,3,4,1,1,0連対。5歳馬がトップに立っている。
牡馬は58頭出走して8連対(14%),牝馬が9頭で2連対(22%)。連対数で牡馬が牝馬をリードしているが,率で牝馬が逆転している。関東馬VS関西馬は38頭と29頭で争い4対6で,連対率はそれぞれ11%,21%。関西馬が関東馬を上回る成績を残している。
◎…ダイワエンパイアはダート1200Mに転戦してから4戦負けなし。1分10秒台のスピードはオープンに昇級しても十分に通用するもの。底を見せていない魅力も大きな買い材料だ。
○…長期休養明け2戦目の前走でバンブーエールはオープンの北陸Sを鮮やかに差し切った。同舞台,同条件なら1キロ増のハンデでも連勝のチャンス。
▲…シルクビッグタイムはデビューから3連勝した実力馬。初の芝で7着と敗れたが,その後も2,5着とダートではまだ崩れたことがない。ひと息は入ったが,力を出し切れば差はない。
△1…サープラスシンガーは休養をはさんだ近2走の短距離重賞で9,4着。着順は悪いが,着差は0秒3と0秒1。初ダートがポイントとなるが,オープン特別なら油断はできない。
△2…前走の北陸Sでルミナスポイントは0秒3の4着。昇級戦で早々とオープンにメドを立てた。斤量は2キロ増えるが,得意の1200M戦なら好勝負になるか。
△3…ジョイフルハートは一昨年の当レース覇者。2走前に交流G3の北海道スプリントCを勝っているように,実績では一枚上。59キロを克服できれば上位に食い込める。