過去5年,連対馬は3??13,2??5,1??5,5??6,1??6番人気の組み合わせで決着した(03年のみハンデ戦)。上位3番人気がそろって連を外したのは1回だが,5番人気以下から毎年のように伏兵馬が連対している。
馬連配当は1万1030円,2360円,3090円,4120円,1950円。定量戦の4回は5000円以下で収まっていたが,今年は再びハンデ戦。伏兵馬の台頭を警戒したい。
連対馬の前走は重賞組1頭,オープン組1頭,1600万下組2頭,1000万下組4頭,500万下組2頭。500万下組は前走1着から連対しているが,ほかの組は着順(1??18着)に関係なく反撃可能となっている。
年齢別は3??7歳上馬が7,17,19,17,8頭出走して,3,3,2,1,1連対。歳を重ねるごとに連対は厳しくなっている。
関東馬は63頭が出走して9連対(連対率14%),関西馬が5頭で1連対(同20%)。関東馬が連対数で大きくリードしているが,率で上回る関西馬からも目が離せない。
◎…前走のコスモベルは直線で窮屈なところに入り,不完全燃焼の12着。それでも0秒6差なら地力強化は明らか。クラス編成替えで1600万下→1000万下に降級。55キロのハンデでも勝機は十分にある。
○…メイプルストリートはここ福島の未勝利戦で,2着を6馬身ちぎって圧勝している。3歳牝馬が古馬と初対戦となるが,軽量51キロならスピード勝負でもヒケは取らない。
▲…ファインセンテンスはダート中心に使われているが,デビューから4戦は芝の短距離で2??5着と好走していた。久々の芝となるが,今回はたたき3戦目。前走から2キロ減のハンデなら上位争いは可能だ。
△1…エフテーストライクは2カ月半ぶりとなるが,ひとつ上の準オープンで善戦を繰り返している。ダート1000M(地方時代)と芝1200Mでそれぞれ2勝をあげているスプリンター。55キロのハンデを克服できれば上位に接近できる。
△2…オメガエクスプレスは新馬,500万下を連勝し,オープンの橘S勝ちの力量馬。前走は長期休養明けで惨敗したが,オープンから1000万下に2クラス降級する。トップハンデ58キロでもノーマークにできない。
△3…タカラタロウは1600万下で2けた着順が続いているが,4走前にこのクラスを勝っている。福島コースに3着の実績があり,道悪も苦にしない。降級で追走が楽になれば好走が期待できる。