過去4回はすべてフルゲート16頭立て。1??3着は2??10??5??8(3着同着),1??14??4,7??5??6,9??4??2番人気の組み合わせでゴール。1??3番人気は1,1,0連対と不振で,馬連配当は1万170円,1万7770円,7320円,9130円の高配当。馬単はすべて万馬券で,3回の3連単も28,19,14万馬券と大荒れ。
連対馬のクラスは重賞組6頭と1000万下組2頭。そこでの成績は重賞組が1,5,2,13,10,13着で,条件組は2,1着。重賞組は2けた着順から一変する好走を見せている。
ステップは中山牝馬S組と阪神牝馬S組が各2連対。年齢別は4??7歳上馬が4,3,0,1連対で,4歳馬と5歳馬の争いとなっている。
関東馬VS関西馬は33頭と31頭で争い。4対4で,連対率は12%と13%。東西間格差は見られない。
◎…マイネカンナはスローペースの中山牝馬Sで4コーナー14番手。13番人気という気楽さもあったが,51キロの軽ハンデを生かして大外から半馬身差の2着まで迫った。斤量は3キロ増になるが,まだまだ伸びる4歳馬。重賞初制覇のチャンスと見た。
○…ハロースピードはオークス,秋華賞に駒を進めた力量馬。前走はマイネカンナとほぼ同位置から追走していたが,一歩早めに動いた分5着に敗れた。今の福島は差しの利く馬場。仕掛けひとつで勝ち負けになる。
▲…5カ月ぶりの実戦になるトウカイオスカーだが,調教の動きからは久々を全く感じさせない。昨秋に1000万下,1600万下と連勝。前走はノド鳴りの影響で惨敗したが,能力だけ走れば当然,好勝負になる。
△1…前走の中山牝馬Sでヤマニンメルベイユは重賞初制覇。前々で立ち回れる先行力が最大の武器で,福島コースにも1勝,3着2回の実績がある。斤量56キロで割り引いたが,再度牝馬戦だけに警戒が必要だ。
△2…ザレマは道悪の前走・京都牝馬Sで2着。勝ち馬にクビ差交わされたが,好位2番手につける積極策で連をきっちり確保した。2カ月半ぶり,初コースと課題もあるが,ベストの中距離戦なら大崩れはないはずだ。
△3…昨年の夏にアイスドールは,ダート1700??1800Mで3連勝。ダート路線の活躍が目に入るが,3歳時はクラシック路線で堅実に走っていた。2カ月ぶり,久々の芝に戸惑わなければ上位争いに加われる。