「サマー2000シリーズ」の第2戦。過去10年,連対馬は9??5,6??10,14??7,9??14,4??3,1??11,2??1,6??2,1??2,7??9番人気の組み合わせで決まった。
馬連配当は
3けた配当……2回
2000円台…1回
3000円台…1回
8000円台…1回
万馬券…………5回
98??01年に1,2番人気が総崩れして,馬連は4年連続で万馬券決着。その後1,2番人気が巻き返して比較的平穏に収まっていたが,昨年,また万馬券が飛び出している。
連対各馬の前走成績は,1??3着10頭,5着1頭,6??11着9頭。前走で掲示板を外した馬が9連対している。
路線別は10連対の巴賞組がトップで,そこでの成績は9,7,8,3,6,1,2,2,11,8着。巴賞組は前走の着順を度外視して狙える。
年齢別は3??7歳以上馬が2,26,50,33,34頭出走して,0,3,12,4,1連対。7歳以上馬は苦戦している。
関東馬は65頭出走して6連対(9%),関西馬が80頭で14連対(同18%)。関西馬は連対数,率で関東馬を圧倒し,9年連続で連対を果たしている。
◎…トーセンキャプテンは前走で出遅れ。勝負どころでも外を回るロスがあったが,レース最速の上がりを見せて4着。長期休養明け4戦目で完全復活の兆しを見せた。デビューから無傷の3連勝で重賞を制覇した素質馬が,2個目のタイトルを奪取するチャンスだ。
○…メイショウレガーロは前走で洞爺湖特別(1000万下)を快勝。格下のイメージはぬぐいきれないが,勝ちタイムは翌週の巴賞から0秒4差と速かった。前走比3キロ減のハンデなら首位争いが期待できる。
▲…目の覚めるような末脚を駆使してブレーヴハートは阿武隈Sをレコード勝ち。青葉賞3着,ダービーに駒を進めた素質馬らしい片鱗を見せてオープン入りした。成績にムラはあるが,しまいの脚は堅実。力のいる函館の馬場も合う。
△1…巴賞でマヤノライジンと1着を分け合ったフィールドベアーは函館の芝で8戦して,3勝,2着4回と驚異的な連対率をマークしている。3走前に福島でオープン特別を勝ち,続く新潟大賞典で3着と今季絶好調。勢いを警戒したい。
△2…マンハッタンスカイは巴賞で1番人気を裏切って6着に敗れたが,1800Mは1ハロン短かったか。2走前の金鯱賞で後の宝塚記念馬エイシンデピュティと1馬身半差の2着。地力アップは間違いなく,能力を出し切れば重賞Vがかなう。
△3…ピサノパテックは巴賞でタイム差なしの3着。前半行きたがったが,道中でうまく折り合い,直線インから鋭く上位2頭に迫った。今年オープンで2,4,2,3着の堅実派。サンデーサイレンス産駒の底力は軽視できない。