過去10年,連対馬は2??4,2??1,4??7,1??4,1??4,1??6,6??1,2??4,5??7,2??3番人気の組み合わせで決まった。
1番人気は5連対とほめられた成績ではないが,連を外した年には2番人気がこれをカバーし,1,2番人気がそろって連から消えたのは2回。馬連配当は3けた??2000円台8回,4000??5000円台2回。ここまでは平穏に収まっている。
ステップは5連対のマリーンS組がトップだが,ここ3年は連対馬が出ていない。
年齢別は3??7歳上馬が12,31,33,29,21頭出走して,2,7,7,3,1連対。連対率は17,23,21,10,5%。4歳と5歳馬が7連対で並び,率でも他世代を引き離している。
牡馬は117頭が出走して19連対,牝馬が9頭で1連対。牝馬は苦戦している。
関東馬VS関西馬は43頭と67頭で争い9対9。連対率はそれぞれ21%と13%。連対数は同じだが,率で関東馬が関西馬を上回っている。
◎…トーセンブライトはダート1700Mで7戦して,4勝,2着1回。連対率7割強でこの距離をもっとも得意としている。前走はスピード勝負の馬場に泣いて3着に敗れたが,適度に時計がかかれば巻き返せる。
○…フェラーリピサは5月の欅Sを勝って以降,1,2,2着。ローカルの小回りコースが得意で,今季は絶好調だ。ダート1700Mも1勝2着1回,底を見せていない魅力も大きい。
▲…昨年の覇者メイショウトウコンは実績的には一枚上の存在。全9勝中7勝をローカルと地方交流戦で挙げ,残る2勝も直線平たんな京都でマークしている。他馬より斤量が重いために評価を下げたが,あっさりのシーンも。
△1…アドマイヤスバルは休養前のマリーンSで,◎○と小差の3着。ひと息入り2カ月ぶりとなるが,ここを目標に調整されて万全の仕上がりを見せている。舞台も2戦2勝の札幌1700Mなら差はない。
△2…マコトスパルビエロは昨年,重賞初挑戦の当レースで2着し,その後も重賞で3,3,4,2着と上位争いを続けた実績馬。4カ月の休養明けのオープン2戦は5,3着だが,今回はたたき3戦目。ノーマークにはできない。