2007年11月11日(日)

11R
2007年11月11日(日)
京都
15:40発走

エリザベス女王杯 GI

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 デアリングハート
2 2 スプリングドリュー
3 3 ウオッカ
3 4 スイープトウショウ
4 5 ローブデコルテ
4 6 アドマイヤキッス
5 7 ダイワスカーレット
5 8 ディアチャンス
6 9 アサヒライジング
6 10 タイキマドレーヌ
7 11 コスモマーベラス
7 12 フサイチパンドラ
8 13 ディアデラノビア
8 14 キストゥヘヴン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=3 7=4 7-9 7-12 3=4
綾恵 3=7 3=9 3-4 3-6 7=9
山田 3=4 3=1 3=12 4=1 4=12 1=12
たま 6=3 6=13 6=1 6=7 6=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダイワスカーレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダービー馬・ウオッカとの直接対決が注目された前走の秋華賞(G1)だったが,2番手追走から早めに先頭に立つと,後続を完封して二冠を達成。好位で運びながら確実に33秒台で上がってくるレースぶりは安定度抜群で,ここまで7戦して5勝2着2回とパーフェクトに近い戦績を残している。古馬との初対決となる今回はフサイチパンドラ,アサヒライジングなど強力な先行馬がいるため簡単にはいかないだろうが,当馬がいつも通りのレースをすれば,苦もなくついてこれるような馬はそういない感。折り合い面でも成長し,馬体も好調をキープ。まさに充実一途の現在,最強牝馬の称号を得るにふさわしい存在だ。

対抗はウオッカ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.14.0
前走の秋華賞(G1)は抜群の手応えで4コーナーを回ってきたが,ダイワスカーレットのロングスパートの前に差を詰めることができず,レインダンスにも粘り込まれて3着まで。ただし上位2頭がトライアルのローズSを使われていたことに対し,当馬は宝塚記念以来となるぶっつけ本番。それでも33秒2の脚を使って追い込んでくるのだから,負けて強しの内容だったと言えるだろう。ひと叩きされたことによって馬体が大幅に良化し,前走以上のパフォーマンスを見せてくれることは確実。先行勢をキッチリとマークして運べれば,差し切りの期待も十分とみる。

単穴はスイープトウショウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.5
一昨年の当レースを制し,昨年はクビ差の2着。過去にはハーツクライ,ゼンノロブロイらを抑えて宝塚記念(G1)を制覇するなど,牡馬のトップクラスをも凌ぐ力を持った歴戦の女傑。これまで幾度となく上がりトップタイムを計時し,32秒台も3度マーク。牡馬でもこれほどの爆発力を持つ馬は稀で,絶対的な能力ならば最強世代と称される3歳勢ですら,太刀打ちできるものではないだろう。気分次第では調教を拒否するなど気性面でアテにしづらい面はあるが,展開がハマればまとめて一蹴の可能性も。

抑えはアサヒライジング。穴はフサイチパンドラ。

今週のワンポイントアドバイス

能力互角,アドマイヤキッス



96年に3歳限定から4歳以上に条件が変更されているが,ここでは過去10年データでレース傾向を見てみたい。
連対馬は3??1,2??5,2??7,3??1,4??2,1??2,2??1,2??5,2??5,7??2番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4連対と物足りない成績だが,代わりに2番人気が8連対と大活躍を見せている。一方,伏兵馬は7番人気の2頭が連に絡んでいるだけで,連対馬の9割は5番人気以内となっている。

馬連は
3けた配当………3回
1000円台……2回
2000円台……1回
3000円台……2回
4000円台……1回
5000円台……1回

99年の5270円が最高配当で,ここまでは平穏に収まる傾向を見せている。しかし,3連単は,5万3750円,1万7500円,9万2970円とすべて万馬券決着となっている。

連対馬20頭の前走成績は,1着=5頭,2着=4頭,3着=4頭,4着=1頭,5着=4頭と6,7着それぞれ1頭。頂上決戦に向かう前哨戦で掲示馬を外しているようでは,この晴れ舞台で巻き返すのは難しいといえる。
路線別は府中牝馬S組(7連対),秋華賞組(6連対),天皇賞・秋組(3連対)。この3組で連対馬の20頭中16頭(8割)を占めている。

年齢別は3??6歳上馬が,59,50,43,6頭出走して,それぞれ6,8,6,0連対。6歳上馬が苦戦しているが,3??5歳馬の3世代にはそれほど大きな差は見られない。

◎…アドマイヤキッスは前走の府中牝馬Sで3着。道中内々をロスなく回ったが,直線で外に出すのに手間取り0秒4差届かなかった。3歳時に牝馬3冠レースですべて1番人気に推されようにこのメンバーに入っても能力は互角。展開ひとつで女王の座に手が届く。

○…ダービー馬ウオッカは秋華賞で3着に敗れたが,上がり3ハロン33秒2は勝ち馬のそれを0秒7上回った。折り合いに専念して後方からのレースとなったが,負けて強しの内容だった。今回は同じ京都でも外回りで距離も1ハロン長く,前走より力を出しやすい。女王決戦を制すれば年度代表馬に王手がかかる。

▲…ディアデラノビアは2走前の米キャッシュコールマイル(G2)で5着。帰国初戦の前走,府中牝馬Sはスムーズに折り合い,突き抜けそうな手応えだったが,3カ月ぶりの影響か最後は止まって4着に敗れた。京都は相性のいい舞台で,鞍上も先週3000勝を記録した武豊騎手。大駆けがあってもおかしくない。

△1…ダイワスカーレットは秋華賞で4コーナーで早め先頭に立ったが,33秒台の末脚で桜花賞に続く2冠を勝ち取った。先行してラストを33秒台でまとめるのは並みの馬にはできない芸当だが,今回は内回りから外回りに変わり,他馬のマークが厳しい。さらに距離延長とマイナス材料が多く抑えに回した。

△2…前走の府中牝馬Sでデアリングハートは,好位追走から直線で楽々と抜け出して2着アサヒライジング以下を0秒3差突き放した。G1勝ちこそないが,重賞で3勝を挙げている実力馬。2200Mは初距離となるが,折り合えば十分対応できる能力を秘めている。

△3…アサヒライジングは今年,春のヴィクトリアマイル2着後,夏のクイーンSで待望の初重賞Vを果たした。前走の府中牝馬は勝ち馬の決め手に屈したものの2着を確保。日米G1で2着に好走した地力を改めて見せ付けた。牝馬同士なら悲願のG1制覇があっても驚けない。

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