2007年4月29日(日)

11R
2007年4月29日(日)
京都
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外 3200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マツリダゴッホ
1 2 ファストタテヤマ
2 3 ユメノシルシ
2 4 アドマイヤモナーク
3 5 アドマイヤタイトル
3 6 メイショウサムソン
4 7 トウカイエリート
4 8 アイポッパー
5 9 ウイングランツ
5 10 トウショウナイト
6 11 マイソールサウンド
6 12 トウカイトリック
7 13 ダークメッセージ
7 14 ネヴァブション
8 15 デルタブルース
8 16 エリモエクスパイア

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=8 6=10 6-14 6-15 8=10
綾恵 8=6 8=15 8-12 8-14 6=15
山田 8=15 8=12 8=6 15=12 15=6 12=6
たま 15=14 15=12 15=1 15=6 15=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウサムソン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
始動戦となった前走の大阪杯(G2)を快勝,昨年の2冠馬が盾獲りへ挑む。昨秋は2冠の激戦の疲れか,とうとう1勝も挙げることができなかったが,59キロを背負い他馬をねじ伏せた前走の走りは,明らかに勢いのあった昨春と同様のもの。目に見えないダメージが年を跨ぎ,ようやく癒えたようである。長距離戦への不安は確かに拭い去れないが,圧倒的といえたディープインパクトさえ不在なら,2冠の実力はこのメンバーなら当然上位。破格の時計で駆け抜けた直前調教の動きを見れば使った上積みは大きく,昨秋の雪辱へいざ出陣だ。

対抗はアイポッパー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・3.14.9
実力自体はG1級ながら勝ち味の遅さから重賞制覇に今一歩手が届かなかった当馬が,ステイヤーズS,前走の阪神大賞典(ともにG2)と休養を挟みつつ重賞2連勝。前走では,これまでと打って変わって強敵ドリームパスポートをアタマだけねじ伏せる勝負強さを見せており,7歳にしてようやく高いポテンシャルを遺憾なく出せるようになった印象。確かに本命馬メイショウサムソンは強敵ではあるが,本命馬を含めこの距離を未経験な馬が半数を占める中,一昨年3着,昨年4着と当レースですでに結果を出している点は,明らかに強調材料。中間の気配もいいだけに,念願のG1獲りがここで叶うとしても驚けない。

単穴はトウショウナイト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・3.16.7
前走の日経賞(G2)2着に敗れてしまったものの,当馬が58キロを背負ったのに対し勝ち馬は56キロ。それで,わずか0秒1差なら負けて強しといったところか。わずか重賞1勝馬の身ではあるが,その重賞で対抗馬アイポッパーを下し,一昨年の当レースにおいては5着ハーツクライに0秒4先着の4着。骨折での長いブランクが悔やまれる逸材であり,実績面で見劣るとしてもG1の荷は全く重くない。そんな当馬が中間に上々の時計を連発。ここへ向け仕上がり万全といえるだけに,大駆けで失った時間を取り戻す可能性も。

抑えはデルタブルース。穴はネヴァブション。

今週のワンポイントアドバイス

得意の京都で,デルタブルース


今週から6週連続の春G1シリーズがスタートする。第1弾は3200Mでスタミナを競う伝統の天皇賞・春。昨年は単勝110円のディープインパクトが圧勝したが,今年は絶対的な馬が不在で大混戦となった。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
1??3番人気は5,4,4連対。上位人気から半数以上の連対馬が出ているが,7番人気以下からも6頭が連対している。昨年は1,2番人気の組み合わせで決まって,馬連380円と堅く収まった。が,一昨年までは3年連続で万馬券が飛び出す波乱の決着だった。堅いか荒れるか,見極めが肝心となっている。
ステップは阪神大賞典組が9連対でトップ。次いで5連対の日経賞組,2連対で大阪杯組と大阪??ハンブルクC組が続いている。
距離実績では05年のスズカマンボを除くと,19頭に2400M以上での連対実績があった。また,01年のメイショウドトウ以外は3000M以上に一度は出走している。古馬最高峰の長距離G1戦。連対実績や経験は見逃せないファクターとなっている。
年齢別は4??8歳上馬が52,44,29,17,6頭出走して,11,6,2,1,0連対。4歳馬が半数以上を占めている。
東西対決は,関東馬33頭と関西馬が114頭で争い,4対16。また,連対率はそれぞれ12.1%,14.0%。関東馬は連対数で見劣るが,率ではほぼ互角となっている。

◎…前走のデルタブルースは59キロを背負って手応え十分で直線を迎えたが,内で馬群に包まれて動くに動けず。前が開くと一気に伸びてきたが,脚を余して0秒1差の4着に惜敗した。菊花賞とメルボルンCを制したG1レース2勝馬。得意の京都でロングスパートを決めて,3つ目のタイトルをゲットする。

○…相手は3連勝中の上がり馬ネヴァブション。日経賞は直線でモタれながらもトウショウナイト以下を力でねじ伏せた。2着とは半馬身差だったが,着差以上に強いレース内容。前走より2キロ増の58キロを背負うが,スタミナ豊富で3200Mも大歓迎だ。

▲…トウカイトリックは昨年の9着馬だが,この1年でめきめきと力をつけた。前走の阪神大賞典では3着に敗れたが,メンバー最速の上がりでタイム差なしのアタマ+クビまで追い上げた。3000M以上では3,2,9,2,2,1,3着。長距離戦には絶対の自信を持っている。

△1…休養を挟んでアイポッパーはG2を2連勝と,目下絶好調。7歳馬で大きな上積みは期待できないが,ジワジワと伸びて,抜け出したら抜かせない勝負根性は長距離戦で大きな武器となる。このレースは2度挑戦して3,4着。たたき2戦目でどこまで迫れるか。

△2…メイショウサムソンは前走大阪杯で59キロを背負って,2着以下の追撃を封じた。着差は半馬身だったが,3コーナー過ぎから進出して相手を競り落す強い競馬。2冠を制覇した当時のデキに戻った。ダービーを勝っているが,その後の長距離で4,6,5着。距離3200Mをどうこなすか。

△3…前走のマツリダゴッホは6番手から楽な手応えで追走。4コーナーから早めに進出し,直線で勝ちパターンに持つ込んだと思ったが,ゴール前で後続に交わされて3着。勝ち馬の目標になって,最後のひと踏ん張りを欠いたか。初距離で折り合いを欠かなければ上位争いに食い込める。

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