2007年11月25日(日)

10R
2007年11月25日(日)
東京
15:20発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エリモハリアー
1 2 ポップロック
2 3 コスモバルク
2 4 アドマイヤムーン
3 5 チョウサン
3 6 ヴィクトリー
4 7 ペイパルブル
4 8 アルティストロワイヤル
5 9 インティライミ
5 10 メイショウサムソン
6 11 ウオッカ
6 12 フサイチパンドラ
7 13 ヒラボクロイヤル
7 14 ドリームパスポート
7 15 ローゼンクロイツ
8 16 サデックス
8 17 ハリカナサス
8 18 デルタブルース

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=9 10=11 10-2 10-4 9=11
綾恵 10=2 10=11 10-9 10-14 2=11
山田 10=9 10=7 10=4 9=7 9=4 7=4
たま 11=10 11=4 11=2 11=8 11=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウサムソン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.9
前走の天皇賞・秋(G1)は,完璧なレース運びで史上4頭目となる春・秋連覇を達成。直線に向いたところで複数の有力馬が不利を受ける場面もあったが,仮に全頭がスムーズに上がってきたとしても,当馬の勝利を脅かす場面があったとは考えにくい。前走が秋初戦だったため上積みは十分に見込めるし,斤量が57キロになることも歓迎。昨年は6着に敗れた当レースだが,名実共に日本最強馬として参戦する今回は本命視して当然だろう。残念ながらディラントーマスとの対戦は実現しなかったが,来年の凱旋門賞を目指すためにも,ここは負けられない一戦だ。

対抗はインティライミ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.1
3歳時にはダービー(G1)でディープインパクトの2着に入った実績を持つ素質馬。昨年は中日新聞杯(G3)の2着が最高と未勝利に終わったが,前々走の朝日チャレンジC(G3)で2年4カ月ぶりに勝利を挙げると,前走の京都大賞典(G2)も勝って2連勝。特に前走は完全に抜け出したと思われたポップロックを差し切っており,ここにきて完全に本格化したと言えそうだ。折り合い面に進境を見せたことによって33秒前半で上がってこれるようになったし,前走後は無理をせず,ここを目標にしたローテーションにも好感が持てる。更に相手の強化される今回だが,今の充実ぶりなら首位争いも十分に可能とみた。

単穴はウオッカ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.5
エリザベス女王杯は後肢の炎症により取り消されたが,先日の坂道調教では4F50秒2の一番時計をマークしており,体調面での不安は無さそうだ。初めて牡馬のトップクラスと対戦した3走前の宝塚記念(G1)は8着に敗れたが,今回は歴史的勝利を達成したダービー(G1)と同じ東京の2400Mで行われるし,持ち時計の比較でも他の有力馬に見劣りするものではない。得意のコースでディープインパクトをも凌いだ33秒0の末脚が爆発すれば,並ぶ間もなく突き抜けてしまう可能性も。

抑えはアドマイヤムーン。穴はポップロック。

今週のワンポイントアドバイス

ダービーのシーンを再現,ウオッカ


昨年は26回の歴史で最少の11頭立て。外国馬も2頭と寂しい顔ぶれとなったが,6冠を達成したディープインパクトのウイニングランにスタンドから大歓声が湧き起こった。

今年は一転してフルゲート18頭立てで,外国馬も4頭出走する。過去10年のレースで傾向を探ってみたい(02年は中山競馬)。

1番人気は3,3,4,1,2,3,3,1,3,1着。連対率4割はほめられないが,馬券圏外に消えたのは99年の1回だけ。「3連勝」馬券の軸には最適な存在となっている。

99年と02年に馬連で2万馬券が飛び出して波乱となったが,7回は4000円以内。荒れるか堅いかを見極める必要がある。

連対馬の前走はG1組16頭,G2組2頭,G3組と条件組が各1頭。G2以上から出走していることが連対条件となっている。

路線別は7連対の天皇賞(秋)組がトップで,4連対の菊花賞組,2連対で凱旋門賞組と英チャンピオンS組が続いている。

ここまで外国馬は10カ国から61頭が参戦し,日本馬は92頭と争った。外国馬は3勝2着2回(連対率8%)で,日本馬が7勝2着8回(同16%)。ホームの日本馬がアウェーの外国勢を圧倒している。

年齢別は3??7歳以上馬が37,49,37,17,13頭出走して5,8,5,2,0連対。連対率はそれぞれ14,16,14,12,0%。連対数で4歳馬が世代をリードしているが,率では3??6歳がほぼ互角となってといる。

牡馬は130頭で18連対(連対率14%),牝馬が23頭で2連対(9%)。牝馬は連対数で離されているが,率ではさほど差はない。

◎…ウオッカはエリザベス女王杯の当日朝に後肢の炎症で無念の出走取消。幸い軽症で態勢を立て直して参戦してきた。3歳牝馬で歴戦の古馬相手の戦いは楽ではないが,東京の芝2400Mはダービーで牡馬を一蹴した舞台。53キロの軽量を生かし切ればチャンスは十分ある。

○…メイショウサムソンは休み明けで前走の天皇賞・秋を制覇。史上4頭目の春秋連覇を達成してG1レース4勝目を挙げた。馬インフルエンザで凱旋門賞を断念せざるを得なかった無念を世界の舞台で晴らす。

▲…今年3月にドバイで国際G1レースを勝ち,春のグランプリ宝塚記念を制覇したアドマイヤムーン。天皇賞・秋は直線で不利を受けて6着に敗れたが,このメンバーなら地力は上位。巻き返しても当然だ。

△1…インティライミはこの秋に朝日チャレンジCと京都大賞典を連勝。東京2400Mのダービーでディープインパクトの2着馬が完全復活した。天皇賞・秋をパスして,ジャパンC一本に絞って勝負をかけてきた。

△2…ホップロックの天皇賞・秋は,スタート直後に他馬に寄られて後方からの競馬。直線で際立つ脚で迫ってきたが,勝負づけが済んだあとだった。ステイヤータイプで距離延長はプラス。日本馬で2勝しているペリエ騎乗も魅力だ。

△3…来日前にアルティストロワイヤルは,米国で大外からまくってG1を初制覇。仏国から米国に移籍して頭角を現したところを見ると左回り巧者か。日本馬との力量比較は難しいが,外国馬の筆頭と見て連下に押さえたい。

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