過去5年,連対馬は1??5,1??4,3??1,10??2,4??2番人気の組み合わせで決まった(02年は同条件で行われたオーロCを採用)。馬連は3170円,830円,1420円,1万3350円,1640円。一昨年に2けた人気馬が勝って万馬券となったが,出走頭数が平均12頭とやや少ないこともあり,ハンデ戦でも比較的平穏に収まってきた。
連対馬の前走は重賞組7頭と1600万下以下組3頭。条件組は前走すべて1着だったが,重賞組は着順に関係なく巻き返している。ステップは4連対の東海S組に注目したい。
トップハンデ馬は延べ6頭出走して,1,1,3,5,13,3着。勝率が33.3%,馬券対象率66.7%なら軽くは扱えない。
年齢別は3??8歳上馬が0,3,2,3,2,0連対。8歳以上の高齢馬が苦戦している。
関東馬VS関西馬は23頭と37頭で争い5対5。連対数は互角でも率で関東馬が一歩リードしている。
◎…メイショウシャフトは前走の東海Sで0秒3差の6着。初挑戦のG2戦で強敵相手に上々の競馬を見せた。実績では一歩譲るものの,54キロのハンデは有利。軽量を生かし切ればチャンスだ。
○…オリンピアンナイトは3走前にここ東京でダート2100Mを楽勝した。前走は取り消し後で,やや太めの馬体,先行有利の流れも向かず10着に凡退した。オープン級の能力は証明済。たたき2戦目で巻き返す。
▲…前走の東海Sでシャーベットトーンは4コーナーからまくったが,直線で2頭に交わされ1馬身差の3着。3カ月半ぶりでもゴール前で二枚腰を使ってしぶとく粘った。東京2100Mで過去2度2着があり,56.5キロのハンデでならいつ勝ってもおかしくない。
△1…ボンネビルレコードは公営時代に大井で金盃(2000M)を制し,大井記念(2600M)2着。スタミナ勝負の長距離戦で好成績を残している。マイル戦の前走かしわ記念は明らかに距離不足。中央2戦目で本領を発揮する。
△2…マイネルボウノットは東海Sで0秒2差の5着。休養明けだったが,準オープンで東京2100M勝ちの地力を見せた。たたき2戦目で上積みが見込め,長距離戦も望むところだ。