2007年5月27日(日)

10R
2007年5月27日(日)
東京
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 タスカータソルテ
1 2 ゴールドアグリ
2 3 ウオッカ
2 4 ゴールデンダリア
3 5 トーセンマーチ
3 6 マイネルフォーグ
4 7 フィニステール
4 8 ドリームジャーニー
5 9 ヒラボクロイヤル
5 10 プラテアード
6 11 ナムラマース
6 12 サンツェッペリン
7 13 ローレルゲレイロ
7 14 アドマイヤオーラ
7 15 フサイチホウオー
8 16 アサクサキングス
8 17 ヴィクトリー
8 18 フライングアップル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=17 15=9 15-3 15-12 17=9
綾恵 15=9 15=17 15-1 15-14 9=17
山田 14=9 14=15 14=13 9=15 9=13 15=13
たま 14=3 14=15 14=1 14=8 14=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はフサイチホウオー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから4連勝で臨んだ前走の皐月賞では,初の黒星(3着)を喫してしまったが,前残りの展開な中,メンバー最速となる33秒台の豪脚を使いタイム差なしのハナ+ハナ差。小回り中山コースの舞台性質もあわせて考えれば,負けたとはいえ一番強い競馬をしたのは当馬といって問題はないだろう。今回,初の芝2400M戦になるものの,雄大な馬体と豪快な走りっぷりは明らかにこの距離に向いているといえよう。3戦3勝と抜群の実績を誇る東京コースへの舞台替わりも当然プラス。さらに,直前の追い切りも迫力満点となれば,皐月賞3着からダービーウイナーとなった父・ジャングルポケットと同じ歩みをみせる公算は高いとみた。

対抗はヴィクトリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞馬が2冠目へ挑戦する。前走において,一番強い競馬をしたのは本命馬で,当馬には展開・舞台が味方したのは確かであるものの,牡馬トップクラスを相手に自身でペースを作り押し切って見せたのは,紛れもない事実。実績面においてもデビューから4戦3勝,唯一の敗戦が本命馬を相手にクビ差2着だった3走前のラジオNIKKEI杯2歳S(G3)だったように,前走戴冠したのは全くのフロックでなく,前走7番人気は過小評価であったといわざるを得ない。ここは一気の距離延長となるも,半兄にリンカーンがいる血統背景。距離に関しては問題なさそうで,いつ噴出するか分からない気難しささえ出なければ,春2冠馬となる可能性も十分だ。

単穴はヒラボクロイヤル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.26.3
未勝利脱出に6戦を要したものの,重賞初挑戦となった前々走の毎日杯で2着とすると,続く前走の青葉賞を勝利しダービー出走の権利を獲得。これまで戦ってきた相手が手頃だっただけに,ここは試金石の一戦となるが,前走を含め芝2000M以上で(3・1・0・0)。加えで,これまでにない切れ味だった前走の走りから,当馬にとってはこの距離がベストな感。この距離を走った事がない馬が多数の中,すでに芝2400Mで結果を出しているのは当然魅力。デキに関しても申し分なく,前が潰れる展開になれば末脚一気の場面も。

抑えはウオッカ。穴はサンツェッペリン。

今週のワンポイントアドバイス

大舞台でリベンジ,アドマイヤオーラ


サラブレッドにとってクラシックは一生一度の晴れ舞台。中でもダービーは競馬にかかわる人々にとっては格別な思いのレースとなっている。04年に誕生したサラブレッド8470頭の頂点立つのはどの馬か。過去10回のデータからレース傾向を探ってみた。
1番人気は7勝,2着2回と抜群の成績で,連から消えたのは97年のメジロブライト1頭だけ。ただ同馬も3着には踏みとどまっており,1番人気が馬券対象から外れたことはない。
馬連配当は98年に14番人気が2着に飛び込んで万馬の券決着となったが,9回は3けた配当6回と1000??4000円台3回。上位人気の活躍で波乱度は低い。
連対馬20頭の前走はすべて重賞で,その時の成績は,1着が13頭,2着1頭,3着4頭,6着2頭。路線別は皐月賞組が11連対でトップ。京都新聞杯組と青葉賞組が3連対,NHKマイルC組が2連対となっている。なお,前走で掲示板を外した2頭はいずれも皐月賞からの参戦馬だった。
勝利数は1??4勝上馬が12,63,82,22頭出走して,それぞれ0,2,11,7連対。1勝馬の連対はなく,2勝馬も連対率3.2%ではアテにしづらい。狙いは3勝以上としたい。
キャリアは4戦から11戦の範囲で幅広く連対。3戦以下のキャリアでなければ問題なさそうだ。ただ,年明けのローテーションを見ると,連対馬の20頭中19頭までが2??5戦。3歳になって6戦以上消化した馬は減点となる。

◎…アドマイヤオーラは前走,皐月賞でレース最速タイの上がり33秒9の末脚で4着。スタートでダッシュがつかず,直線でも一瞬前をカットされる不利がありながら0秒2差まで追い上げた。前の止まらない流れで結果的には脚を余したが,重賞2勝馬の意地は見せた。弥生賞を差し切った決め手から2400Mも守備範囲。不完全燃焼で1冠を逸した前走のリベンジを大舞台で果たす。

○…桜花賞2着のウオッカがオークスを蹴ってダービーに挑戦する。データでは分が悪いが,マイルで1分33秒台の時計を4回記録し,上がりも33秒5と世代トップ級の素質馬というだけでなく,歴代の牝馬と比べても上位にランクできる資質を秘めている。牡馬より2キロ軽い55キロは有利。桜花賞は1番人気のプレッシャーがあったが,今度はチャレンジャーの気楽さ。完成度の高さからも好勝負になる。

▲…前走の皐月賞でフサイチホウオーは大外から追い込んでハナ,ハナ差の3着。エンジンのかかりが遅く差し切れなかったが,3歳世代でトップ級の末脚と勝負強さを備えている。4勝で白星は止まったが,今度は3戦3勝の東京が舞台。馬群をさばければ巻き返せる。

△1…ドリームジャーニーは皐月賞で行き脚がつかず最後方からの競馬。道中外々を回るコースロスがありながら直線大外から追い込んで0秒6差まで迫った。昨年の朝日杯FSで一度は頂点に立った実力馬。前走は前残りの展開に泣いたが,はまれば一発が決まる。

△2…前走の京都新聞杯をタスカータソルテは中団から鮮やかに差し切った。今回主戦の岩田康から武豊にスイッチするが,ダービー4勝の天才騎手なら乗り替わりに全く不満はない。京都新聞杯が春に移行して今年8年目。同レースをステップに参戦した馬は過去7年で,1勝,2着2回と好成績を残している。末脚勝負なら引けは取らない。

△3…ヒラボクロイヤルは年が明けた今年,1,2,1,2,1着。昨年の未勝利が信じられないような快進撃を続けている。2走前の毎日杯で2着になったが,皐月賞出走を見送ってダービーに的を絞った。前走でトライアルの青葉賞を計算どおり快勝して本番に駒を進めてきた。本番と同条件,同舞台を経験したことは大きな強み。父タニノギムレット譲りの末脚がさく裂すれば上位争いに食い込める。

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