2007年5月13日(日)

11R
2007年5月13日(日)
東京
15:40発走

ヴィクトリアマイル GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サヨウナラ
1 2 ディアデラノビア
2 3 アサヒライジング
2 4 コイウタ
3 5 フサイチパンドラ
3 6 カワカミプリンセス
4 7 スイープトウショウ
4 8 キストゥヘヴン
5 9 スプリングドリュー
5 10 アグネスラズベリ
6 11 ソリッドプラチナム
6 12 ブルーメンブラット
7 13 コスモマーベラス
7 14 アドマイヤキッス
7 15 サンレイジャスパー
8 16 デアリングハート
8 17 ジョリーダンス
8 18 ビーナスライン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=7 6=2 6-3 6-14 7=2
綾恵 6=7 6=14 6-2 6-17 7=14
山田 6=14 6=17 6=2 14=17 14=2 17=2
たま 2=6 2=4 2=3 2=7 2=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はカワカミプリンセス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
無敗のままオークス,秋華賞を制した昨年の2冠牝馬がここから始動。初めて古馬と対戦した前走のエリザベス女王杯(G1)では圧倒的なパフォーマンスを見せて1位入線を果たすも,直線で他馬に不利をあたえてしまい12着降着の憂き目に。実績面で傷がついてしまったが,実質はいまだ無敗のまま。今回,約6カ月ぶり,鞍上変更,初のマイル戦など,さまざまな不安材料があるとはいえ,牝馬限定戦なら実力は明らかに一枚も二枚も抜けた存在。軽く走って好時計をたたき出した直前調教の内容からデキに関しても万全の一言で,新女王が前走のうっ憤をスッキリ晴らす公算は高い。

対抗はスイープトウショウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
有馬記念10着以来となった前走のマイラーズC(G2)は0秒2差2着。突き抜けることこそできなかったが,久々があまりよくないイメージがある当馬にとって,出遅れながら32秒台のすさまじい切れ味でここまで追い詰められれば,これ以上ない滑り出しであった。本命馬は確かに手強いが,一昨年の宝塚記念(G1)で優勝,安田記念(G1)でクビ差2着の実績が示すとおり,当馬も一流牡馬と互角に渡り合える牝馬トップクラスの一角。馬場入りを嫌い,予定とは別のコースで追われるアクシデントはあったにせよ,一度使われた効果が見て取れる抜群の動きを直前調教で披露しているだけに,女王の座へ返り咲いてなんら不思議はない。

単穴はディアデラノビア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.0
国内のレースに限って見れば,昨年の中山牝馬(G2)を皮切りに8戦連続で馬券対象内を確保している実力馬。本命,対抗馬を相手にここを勝ちきるのはかなり厳しいが,先団すべてをごぼう抜きした前々走の京都牝馬S(G3)は一皮向けた印象があった。さらに,昨年の当レースを含め東京コースも(1・0・3・0)。さらに,叩いた上積みまで見込めるとなれば,流れ次第では世間をアッといわせる場面もあって驚けない。

抑えはアドマイヤキッス。穴はアサヒライジング。

今週のワンポイントアドバイス

マイルがベスト,ディアデラノビア


今年2回目を迎える古馬牝馬による春の女王決定戦。昨年は18頭立てで行われ,2番人気のダンスインザムードが,直線で抜け出して初代マイル女王に輝いた。2着は外から追い込んできた3番人気のエアメサイア。3着にも後方から差を詰めた4番人気のディアデラノビアが入った。
変則2冠(桜花賞,NHKマイルC)実績を評価されて1番人気に推されたラインクラフトは9着に敗れた。
馬連は上位人気の組み合わせで1000円と堅く収まったが,3連単は1万1650円の高配当となった。
1??3着馬のステップはマイラーズC(2着),阪神牝馬S(2着),マイラーズC(3着)。第1回はG2戦で好走した馬が上位を占めた。
今年は古馬牝馬の重賞が4レース行われたが,連対馬の年齢別は7歳馬が2勝,6歳馬が1勝2着3回。高齢馬が活躍している。しかし,G1の優勝馬に絞って見てみると,89年のジャパンCのホーリックス(ニュージーランド)の6歳が最高。グレード制が導入された84年以降,日本馬で6歳以上の牝馬がG1を制覇した例はない。ちなみにこのレースも昨年,5,4歳馬のワンツーで決着した。馬単や3連単の軸には,4,5歳馬を指名することをお奨めする。

◎…ディアデラノビアは前走の阪神牝馬Sで1400Mを意識し,いつもより前めを追走。その分2走前の京都牝馬Sほど末脚が切れなかったが,3着を確保した。昨年の3着馬で,G1は3着3回の実績。脚質から東京1600Mがベスト。今年こそ女王の座を射止める。

○…カワカミプリンセスは6カ月ぶりのぶっつけで出走。前走のエリザベス女王杯は直線で内側に斜行して1着から12着に降着となったが,2着のフサイチパンドラを1馬身半突き放した。鉄砲で秋華賞を制覇した実績があり,あっさり勝たれても不思議はない。

▲…コイウタは今年に入って見せ場も作れずにいたが,前走のダービー卿CTで一変した。道中中団でじっくりと脚をためて,直線でぐいぐいと伸びて2着を確保した。東京マイルは昨年のクイーンCで重賞初制覇を果たした舞台。復活した実力馬の大駆けが期待できる。

△1…スイープトウショウは牡馬相手に宝塚記念を勝ち,安田記念で2着。決め手とスピードは互角で,休養明けの前走マイラーズCでも2着と地力を見せた。東京への長距離輸送でまた馬場入り,ゲートインに課題は残るが,力を出し切れば4つ目のタイトルに手が届く。

△2…アドマイヤキッスはチューリップ賞を勝ち,桜花賞2着とマイルを得意にしている。前走は4カ月ぶり,牡馬相手で0秒7差の4着に敗れたが,上がり33秒台の末脚を見せた。たたき2戦目の上積みは確実なだけにノーマークにはできない。

△3…アサヒライジングは牝馬の3冠レースで4,3,2着と好走して,エリザベス女王杯でも0秒1差の4着と健闘した。年明けの2戦こそはちぐはぐな競馬で敗退しているが,常にトップクラスの走りを見せてきた。得意の東京コースでリズムに乗れば上位争いに浮上する。

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