陣馬特別

約11カ月もの長期休養明けだった前走の白鷺特別で3着。最後、息が持たなかったものの、勝ち馬と0秒1差なら滑り出しとしては上々のレースぶりであった。距離延長、トップハンデなど不安材料は確かにあるが、56キロ自体は背負いなれている斤量で、叩いた上積みも大。スンナリ先行からの押し切りは濃厚と判断したい。

前走の奥の細道特別2着を筆頭に、現級の芝長距離戦でかなり安定した成績を残す当馬。東京コースで結果を出せていない点はかなり気になるが、引き続き55キロのハンデだし、この相手関係なら堅実性も随一。少頭数でレースもしやすそうなだけに、舞台適性の面で割り引こうとも対抗評価は妥当だろう。