データは01??04年と昨年をあわせた過去5回のレースを参照した(1000万下の05年は除く)。
連対馬は3??4,3??6,1??4,1??4,1??3番人気の組み合わせで決着した。2番人気の連対は見られないが,1,3番人気のどちらかが1着を占めて,2着も6番人気以内に限られている。
馬連は1670円,6100円,1210円,610円,770円。前4回が別定戦,昨年からハンデ戦で行われているが,大半は平穏に収まっている。
連対馬の前走はオープン特別組6頭,1600万下組3頭,交流重賞組1頭で,そこでの成績は1??14着。前走着順に関係なく巻き返している。
ステップは当レースと同条件の北陸S組が4連対でトップ。前走で芝を使われた馬も2頭連対しているが,ここ3年はダート1200Mから出走した馬が,1,2着を独占している。
年齢別は3??7歳以上馬が6,13,18,15,12頭出走して,それぞれ0,3,5,2,0連対。5歳馬が強く,3,7歳以上馬は連に絡んでいない。
牡馬は53頭出走して7連対,牝馬が11頭で3連対。連対数で牡馬,率で牝馬が好成績を残している。関東馬VS関西馬は35頭と29頭で争い,3対7。関西馬が関東馬を圧倒している。
◎…タイキジリオンはダート1200Mで全6勝を挙げている。前走はハナ争いに巻き込まれて10着に敗れたが,潜在スピードは互角以上。ベストの条件で巻き返す。
○…2走前のプロキオンSでワキノカイザーは8着。オープン初挑戦で追い上げが止まったが,北陸Sで4着と健闘した。1400Mに良績が集中するが,最近は1200Mでも好走。前走から2キロ減も恵まれた。
▲…前走の北陸Sでエアアドニスは3着。格上挑戦だったが,0秒2差まで追い上げる見せ場を作った。新潟ダートは相性が良く,3戦して1??3着各1回。スタートを決めれば逆転まである。
△1…トロピカルライトは昨年11月に交流G3を勝ち,前走の交流G3でも3着。2カ月半ぶりの実戦になるが,重賞勝ち後に馬券対象外となったのは1回だけ。上位争いできる能力を備えている。
△2…チョウカイロイヤルの前走(8着)は2カ月ぶり。間隔が開いた分,直線の反応が鈍かったが,それでも0秒7差まで迫った。追い込みタイプで展開に左右されるが,はまれば大駆けが期待できる。
△3…エイシンボーダンも6勝すべてをダート1200Mでマークしている。復帰後のここ2戦が,16,11着。いずれも2けた着順で手を出しづらいが,得意のスプリント戦だけにノーマークにはできない。