過去5回(01??03年と05,06年),出走馬は15,9,11,9,9頭。フルゲート16頭で行われたことはなく,今年も10頭とややさびしい。連対馬は2??1,3??2,5??1,1??3,3??1番人気の組み合わせで決まった(05年はハンデ戦)。馬連配当は730円,1090円,1640円,610円,640円。上位人気馬が人気に応えて平穏に収まっている。
連対馬の前走は1000万下組9頭と500万下組1頭。そこでの成績は1??3着8頭と5,9着。前走で掲示板を確保していることが理想といえる。ステップは三春駒特別,稲村ケ崎特別,信夫山特別組がそれぞれ2連対。ただ,今年は三春駒特別からの出走馬はいない。
年齢別は3??7歳上馬が0,3,5,1,1連対。5歳馬と4歳馬の争いとなっている。
◎…ユウタージャックは前走,内から鋭く伸びて0秒1差の4着。あと一押しが利かず差し切れなかったが,現級に完全にメドを立てた。たたき3戦目。得意の中距離できっちりと勝ち上がる。
○…フェスティヴナイトは前走,秩父特別で直線馬群をさばいてクビ差の2着。苦手の左回りを克服して東京で初連対を果たした。福島は3勝中2勝を挙げている相性のいい舞台。右回りコースに変われば好勝負になる。
▲…コスモオースティンは前走,好位3番手につけていたが,直線で失速して7着。馬体はできていたが,1年1カ月ぶりの実戦で息切れしたようだ。休養前はオープンで好走していた馬。たたき2戦目で一変しても驚けない。
△1…ドリーミーオペラは8カ月ぶりの前走で,0秒5差の4着。スタート後に絡まれたが,大崩れしなかった。たたいた上積みが見込め,全3勝を挙げているベストの中距離戦。軽視はできない。
△2…サンワードブルは未勝利,500万下を連勝中。前走,芝2000Mでの1分59秒4の勝ちタイムは,同開催の1000万下より0秒3速かった。2カ月ぶりで昇級戦,初の古馬相手と条件が厳しい分,評価を下げたが,差は少ない。