昨年までの「TUF杯」が,今年から「テレビユー福島賞」と改称された。
過去5年,連対馬は1??4,12??9,3??6,2??9,6??2番人気の組み合わせで決まった。1番人気が1連対と不振で,代わりに6番人気以下から5頭が連に食い込んでいる。馬連は1350円,6万4550円,3080円,6600円,2590円。一作年までハンデ戦だった影響もあり,波乱傾向を見せている。
ステップは1000万下組2頭,1600万下組5頭,オープン組3頭。そこでの成績は1000万下組の2頭はいずれも1着だったが,準オープン以上は7??14着。前走着順に関係なく連に絡んでいることに注目しておきたい。
年齢別は3??7歳以上馬が3,8,23,27,13頭出走して,0,3,5,2,0連対。3歳馬と7歳以上の高齢馬が苦戦している。 東西対決は関東馬51頭と関西馬23頭で争い,5対5。連対率で関西馬がリードしている。
◎…コレデイイノダは今年芝に路線変更して,2着4回,3着1回。あと一押しが利かず勝てずにいるが,現級をいつ卒業してもおかしくない実力馬。展開ひとつで差し切れる。
○…2月に東京で1600万下を快勝したアポロノサトリ。ここ2戦のオープンで7着に敗れているが,敗因は短距離戦の出遅れとはっきりしている。一度勝っている準オープン。スタートさえ決めれば突き抜けるシーンは十分ある。
▲…ジョイントスターズは前走の飛騨Sで0秒4差。7着と掲示板は外したが,昇級3戦目でクラスにメドを立てた。一瞬の脚しか使えず仕掛けどころがポイントとなるが,このメンバーでも互角に戦える。
△1…ウインレックスは昇級戦の前走,飛騨Sで0秒4差の8着。着順ほど大負けしているわけではない。3勝すべてを芝1200Mで挙げているスプリンター。クラス2走目で大駆けがあっても驚けない。
△2…5歳牝馬のペニーホイッスルは大幅な変わり身は見込めないが,久々でもきっちりと仕上がっている。右回りの芝で3勝を挙げ,芝1200Mのオープン・福島民友Cで3着の実績。展開ひとつで上位争いに加われる。
△3…タイキシルバーは昇級後のここ2戦で15,10着。2けた着順に敗れているが,1600M,1400Mは少し距離が長かったか。4勝中3勝を芝1200Mで挙げている。スピード決着になると分が悪いが,馬場が渋るようだと出番がある。