芝1600M施行された過去3回のデータを参考にレース傾向を見てみたい(04年は別定戦)。
16,13,10頭立て。連対馬は1??4,8??13,4??1番人気の組み合わせで決まり,馬連は1140円,6万9190円,580円。3けた配当と万馬券が同居するつかみづらい一戦となっている。
連対馬6頭の前走はすべて1600万下で,そこでの成績は8,4,4,13,6,3着。前走成績に関係なく巻き返している。また,連対馬5頭は芝1400??1800Mをたたいて出走し,1頭がダート1400M。ダートからの参戦馬は割引対象としたい。路線別は新春S組と寿S組がそれぞれ2連対。年齢別は4??7歳上馬が15,8,6,10頭出走して,4,1,1,0連対。対象データは少ないが7歳以上の高齢馬は苦戦している。
牡馬は33頭出走して4連対(12.1%),牝馬が6頭で2連対(33.3%)。連対数で牡馬,率で牝馬に軍配が上がっている。関東馬VS関西馬は11頭と28頭で争い,1対5。関西馬が関東馬を圧倒している。
◎…ホッコーパドゥシャの500万下と1000万下勝ちはいずれも芝1600M。前走は1800Mで直線伸びを欠いたが,今回はベストのマイル戦。前走2キロ減のハンデも有利だ。
○…相手はニホンピロキース。昇級戦でいきなり0秒1差3着と好走し,その後も2,3着。準オープンならいつでも卒業できる。5勝中3勝を挙げているマイルならV争いは必至。
▲…インマイアイズは昨年の2着馬。前走で1000万下を勝ち上がって昇級戦になるが,もともとは準オープンで強敵相手に好走していた。昇級は名ばかり,初戦から好勝負になる。
△…カネトシディザイアは2走前に1600万下のマイル戦を差し切った。前走は格上挑戦,実績のない1800Mで凡退したが,実績のあるマイルに戻れば出番はある。
△…モンローブロンドは休養明け,距離不向きの秋華賞で6着に健闘。先行馬同士のワンツーで決着した前走ユートピアSでも0秒1差3着まで迫った。今回はたたき3戦目の走りごろ。上位陣をどこまで脅かせるか楽しみだ。
△…降雪で輸送に時間のかかった前走でマイティーカラーは0秒9差の7着。環境に敏感な牝馬にしては大崩を見せなかった。マイルはやや距離不足の気もするが,54キロのハンデでなら大駆けが期待できる。