過去10年,1番人気は7勝,2着1回と堂々の成績を残している。ただ,2番人気が3連対,3番人気2連対と不振で,代わりに7番人気1連対,9番人気2連対,14番人気1連対と伏兵馬が健闘している。
馬連で3けた配当が6回出る一方で,3万馬券や8000円台の高配当も飛び出している。ヒモ荒れを警戒したい。
連対馬の前走はオープン組が11頭を占めているが,新馬,未勝利勝ちからの直行馬も4頭が連対。格は余り気にする必要はなさそう。路線別はここ3年連続で4連対中の朝日杯フューチュリティS組(8,7,3,4着)に注目したい。
キャリアは1??9戦と幅があるが,勝ち馬に限ると3??5戦に集中している。馬単,3連単の軸に選ぶならこの範囲が最適だ。
◎…ディープエアーは休み明けの朝日杯フューチュリティSで6着。スローの流れで後方からの追い込みが間に合わなかったが,次走につながる末脚を見せた。札幌2歳Sでアドマイヤムーンの2着はここでも威張れる実績。たたいた効果で前進は必至。初重賞Vのチャンスだ。
○…エムエスワールドの朝日杯フューチュリティSでの9着は,ダッシュがつかず,流れに乗れなかったのが原因。2走前は後方から上がり34秒2の末脚で差し切った。芝1400Mの走破タイムも優秀で,瞬発力を生かせる展開ならV争いになる。
▲…リメインオブザサンはレコード決着だった東京スポーツ杯2歳Sで4着。出遅れ,先行有利の流れのなかで上がり33秒9の末脚で迫った。能力的にはこのメンバーでも互角で,強敵相手にもまれた経験も大きい。スムーズな流れで巻き返す。
△…イースターは3戦2勝,2着1回。底を見せていない魅力はあるが,ここ2戦はいずれもハナ差。相手なりに走る勝負強さを備えている反面で,取りこぼす危険性もある。
△…ロジックは前走でイースターのハナ差の2着に敗れた。京都で2勝しているコース巧者だが,勝ち鞍はいずれも1400M戦。1ハロンの距離延長,人気を背負う今回は連下の抑えとしたい。