実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.58.3 | |
菊花賞(G1)で3着と好走するなど、数々の重賞戦において、好成績を収めてきた強豪馬。前走の天皇賞(春・G1)では、絶対的王者ディープインパクトに唯一、真っ向勝負を挑むも、直線ばったりと失速し8着に敗れた。それでも勝ち時計が従来のレコードを1秒も塗り替える高レベルの一戦だった上、当日の大幅な馬体減の影響で力を存分に発揮できる状態になかったことを考えれば、この一戦で見限るのは早計だろう。今回は前走よりも相手関係が格段に軽くなる上(3・2・1・2)とベストの2000M戦だけに、前走の大敗を度外視しでも大きく見直してみる必要がある一頭だろう。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.59.6 | |
条件が合わなかった前走の天皇賞(春)こそ、17着と大敗を喫したものの、2走前の日経賞(G2)において、古馬トップクラスの実力馬リンカーンと好勝負を演じたように、重賞級の器を感じさせる力量馬。今回はエイシンドーバー、アドマイヤモナークら難敵の回避で組しやすい相手関係である上、中距離戦で良績を残している当馬にとって、前走から大幅に距離が短縮されるのは歓迎のクチ。しかも強力な逃げ馬が不在の一戦で、持ち前の先行力を存分に発揮できそうな点も好感できるため、ぜひ有力視してみたいところだ。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.59.5 | |
昨夏の函館記念(G3)において、対抗馬ブルートルネードを押さえて初重賞制覇を成し遂げたように、このメンバーでは地力上位の存在。前走の京阪杯(G3)では、直線差を詰めるも苦手な切れ味勝負に戸惑い、0秒9差の6着に終わった。今回は約6カ月ぶりのレースであるだけに、若干の割り引きが必要と判断したが、武豊騎手に鞍上が強化される上、3戦2連対と相性のよい中京2000M戦だけに軽視は禁物だ。当日天候が崩れ、時計の掛かる馬場となれば、本命馬、対抗馬を逆転するシーンも。
◇中京11R・金鯱賞
過去10年、連対馬は8-2、2-9、1-5、2-5、3-4、3-2、2-1、4-1、1-6、1-6番人気の組み合わせで決まった。1、2番人気がそれぞれ5連対とまずまずの成績で、馬連は7回が3けた-2000円台で収まっている。極端な人気薄馬の台頭がなく、大波乱には至っていない。
連対馬の前走は14頭が重賞で、オープン特別5頭、準オープン1頭。路線別は3連対の大阪杯組がトップで、そこで3、3、2着。以下、新潟大賞典、小倉大賞典などが2連対で続く。
年齢別は4-8歳上馬が32、35、30、16、11頭出走して、8、6、2、1、3連対。7歳馬以上の高齢馬が活躍している。関東馬は17頭で1連対、関西馬が107頭で19連対。出総頭数自体に大きな開きがあるが、関西馬の独壇場となっている。
エリモハリアーは京阪杯以来になるが、2000メートルは函館記念(G3)勝ちを含め4勝で、中京コースも4戦2連対と得意。6カ月ぶりでも武豊騎手にスイッチしてきたここは主力に推したい。