2006年3月26日(日)

11R
2006年3月26日(日)
中京
15:40発走

高松宮記念 GI

芝・左 1200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:9500、3800、2400、1400、950万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キーンランドスワン
1 2 トウショウギア
2 3 プリサイスマシーン
2 4 マルカキセキ
3 5 マイネルアルビオン
3 6 ネイティヴハート
4 7 リミットレスビッド
4 8 ブルーショットガン
5 9 シンボリグラン
5 10 カネツテンビー
6 11 オレハマッテルゼ
6 12 ギャラントアロー
7 13 シーイズトウショウ
7 14 ラインクラフト
7 15 ウインクリューガー
8 16 タマモホットプレイ
8 17 ゴールデンキャスト
8 18 コパノフウジン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=14 9=4 9-10 9-16 14=4
綾恵 9=5 9=14 9-1 9-7 5=14
山田 9=6 9=8 9=14 6=8 6=14 8=14
たま 14=13 14=9 14=4 14=7 14=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はシンボリグラン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.08.7
前走のオーシャンS(G3)は,最速の上がりを出しながら勝ち馬より後方の位置取りが災いし3着まで。ただ,切れ味を削ぐ稍重の舞台で,かつ休み明けを考えれば0秒2のタイム差は勝ちに等しい内容か。デュランダルをはじめ強豪たちが次々いなくなり群雄割拠となった短距離界。今回は,叩いた上積みが見込める上,中京コースも着差以上の強さだったCBC賞(G2)を含め(1・0・1・0)の成績を残す得意な舞台。前走以上のパフォーマンスは必至と判断できるだけに,当馬が春スプリント王者に輝く可能性は高い。

対抗はラインクラフト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年春に変則2冠(桜花賞,NHKマイルC)を達成し,古馬初対戦となったマイルCS(G1)でも3着した4歳牝馬トップクラスが,ここから始動となる。急仕上げで直前調教も多少物足りないのは確かだが,G1ウイナーが当馬以外に1頭しかいないこのメンバーなら,実績が一枚も二枚も抜けている存在だ。初のスプリント戦も,どんな展開にも対応できる自在性から普通にこなせるはずとあって,ここで女王誕生となってもなんら不思議はない。

単穴はマルカキセキ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.06.9
未だ重賞は未勝利であるが,ハイレベルだった昨年のスプリンターズSで0秒3差4着,3走前のCBC賞で0秒2差5着など,スプリント戦では屈指の存在だ。近2走は5,7着とイマイチな結果に終わっているが,道悪の馬場が敗因のすべて。今回は良馬場開催が濃厚な上,前々走から大きく減らした馬体が回復した好仕上がり。一足飛びでのG1制覇へ期待は十分といえよう。

抑えはタマモホットプレイ。穴はカネツテンビー。

今週のワンポイントアドバイス

スピード上位,ラインクラフト


春のG1シリーズの開幕を告げるスプリント王決定戦。98年に「高松宮杯」から「高松宮記念」にレース名が変わり,00年に開催が5月から3月に繰り上がった。

今年は短距離戦線の勝ち馬がころころと変わっているように,出走馬18頭すべてにチャンスのある難解な一戦となった。ここでは過去6年のデータでレース傾向を見てみたい。

上位1??4番人気が2,3,3,2連対と好調で,伏兵馬の連対は6,8番人気の各1頭だけ。しかし,馬連は00年に1万6330円と荒れ,昨年も6880円の高配当が出ており,人気薄にも警戒が必要だ。

連対馬の前走は重賞11頭とオープン特別1頭。路線別は阪急杯組(芝1200M)が6年連続で8連対と抜群の相性を見せている。ただ,今年からこの組の距離が1400Mに変更になり,中山で行われていたオーシャンSがオープンからG3に昇格した。中心馬不在の難解な一戦に,ステップレースの条件変更がさらに拍車をかけそうだ。

連対馬の12頭中11頭はG1に出走経験があり,うち4頭は優勝馬だった。また,重賞未勝利のディヴァインライトとショウナンカンプを除くと,10頭は芝の重賞で2勝以上を挙げていた。G1経験のない馬や重賞勝ちしていない馬は減点になる。

年齢別は4??7歳上馬が,32,29,29,17頭出走して2,6,3,1連対。5歳馬が連対数の半数を占め,率でも他世代を圧倒している。性別は牡馬が82頭出走して11連対し,牝馬が25頭で1連対。牝馬は02年のスプリンターズSを制したビリーヴ(G1)1頭のみとなってといる。

関東馬,関西馬,地方馬,外国馬が,それぞれ39,65,1,2頭で争って,8,4,0,0連対。連対数で関西馬がトップに立っているが,率では関東馬も遜色ない。

◎…ラインクラフトは昨年の春に,桜花賞とNHKマイルCを勝って史上初の変則2冠を制覇した。3カ月ぶりの出走となるが,仕上がり早の牝馬で,過去2度の休養明けも1,2着と鉄砲実績がある。未経験の1200Mでもスピードで押し切る可能戦は十分にある。

○…昨年のテレビ愛知オープンでシーイズトウショウは,前半3ハロンを32秒8のハイラップで飛ばし,1分6秒7のレコードで快勝した。中京コースとの相性は抜群で,03年のCBC賞を勝ち,昨年も好位から差してアタマ+クビ差3着。前走18キロ減だった体調さえ回復していればV争いは必至だ。

▲…シンボリグランは前走のオーシャンSで出遅れて後方からの競馬になったが,直線,内からレース最速の上がり34秒2の強烈な末脚で3着。58キロを背負っているとは思えない鋭い切れ味を見せつけた。芝の6F戦は2勝,2着1回,3着2回。ベストの距離でG1奪取を目指す。

△1…リミットレスビッドは前走フェブラリーSで11着に敗退した。発馬ミスで後手に回り,マイルの距離も少し長かった。ガーネットS,根岸Sの重賞連覇でダートのイメージが強いが,もともとは芝で好走していた短距離馬。良馬場で得意の1200Mなら目が離せない。

△2…タマモホットプレイは直線のたたき合いを制してのシルクロードSを快勝した。勢いに乗って連勝を狙ったが,直線で全く伸びず9着。道悪はからっぺたということがはっきりした。あくまで良馬場が条件になるが,はまると33秒台の末脚がさく裂する。

△3…マルカキセキは3走前のCBC賞で0秒2差の5着。スタートで後手に回ったが,道中でじっくり構えて,4コーナー最後方からインを突いて強襲した。ここ2戦は道悪に末脚をそがれているが,良馬場の決め手比べなら上位争いに食い込める。

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