2006年12月24日(日)

9R
2006年12月24日(日)
中山
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ポップロック
2 2 デルタブルース
3 3 ドリームパスポート
3 4 ディープインパクト
4 5 ダイワメジャー
4 6 スイープトウショウ
5 7 コスモバルク
5 8 メイショウサムソン
6 9 トウショウナイト
6 10 アドマイヤメイン
7 11 スウィフトカレント
7 12 アドマイヤフジ
8 13 ウインジェネラーレ
8 14 トーセンシャナオー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=5 4=3 4-2 4-8 5=3
綾恵 4=3 4=5 4-6 4-8 3=5
山田 4=2 4=8 4=3 2=8 2=3 8=3
たま 2=4 2=5 2=3 2=7 2=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディープインパクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.32.0
凱旋門賞(海外G1)失格で絶対に負けられない戦いとなった前走のジャパンC(G1)を快勝。直線で後方から一気に全馬を抜き去るさまは,まさしく「飛ぶ」という言葉が相応しく,改めて国内無敵を証明した形であった。国内において唯一の敗戦を喫したここで「英雄」はラストランを迎えるが,直前の調教で手前を変えずに6F79.1の猛時計。馬体に関しても,これで引退とは思えない文句なしの状態であり,さらに国内馬で唯一当馬に土をつけたハーツクライがすでに現役を退いているとなれば,レース後に行われる自身の引退式に7冠の栄誉を携えるのは明白といえよう。

対抗はダイワメジャー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
圧倒的な本命馬の7冠を阻止できる存在がいるとすれば,今秋復帰から毎日王冠(G2)→天皇賞(秋)→マイルCS(G1)と,これまでとは別馬と化して破竹の3連勝をしている当馬ぐらいなもだろう。確かに当馬にとってベストはマイル前後であろうが,ここは器用さでスタミナをカバーできる中山コース。折り合いがつくようになった今なら我慢は利くはずで,状態面も直前調教で5F65.1,最後1F12.4とかなり早い時計を出しているように引き続き絶好調。昨年同様,もしも本命馬が「飛ばない」ようなら,逆転の目は十分ある。

単穴はドリームパスポート。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走のジャパンCで0秒3差2着。古馬一線級と初対戦でこれだけの結果を残せれば確かに上々であるが,今回の本命馬である勝ち馬に冠しては着差以上の強さで切って捨てられた印象だ。ここも逆転はかなり難しいと言わざるを得ないとはいえ,デビューから一度も3着以内をはずしていない安定感はやはり魅力。本命馬に引導を渡す場面まではなくとも,上位争いへは引き続き加わってくる公算は高いとみた。

抑えはメイショウサムソン。穴はデルタブルース。

今週のワンポイントアドバイス

国際G1馬の底力,デルタブルース


過去10年,1番人気は7連対と上々の成績を残し,2??4番人気も3,4,4連対と好調。01年と02年に13番人気が連対しているが,上位人気同士の組み合わせで決着する傾向を見せている。
馬連は3けた配当が4回,1000円台3回,4000円台1回,万馬券2回。大半は人気サイドで収まっているが,波乱を視野に入れた馬券検討も必要だ。
連対馬20頭すべてが前走重賞からの参戦で,G1組が連対の85%を占めている。路線別は9連対のジャパンC組が他路線を圧倒。3連対で天皇賞(秋)と菊花賞が追っている。しかし,2走前を見ると7頭が天皇賞(秋)に出走しており,前2走ではこの組が計10連対でトップ。天皇賞(秋)組からは目が離せない。
年齢別は3??7歳上馬が,35,40,38,20,13頭出走して,6,9,3,1,1連対。4歳馬が連対数,率で他世代をリードしている。

◎…昨年ディープインパクトは先行策に転じたハーツクライに末脚が届かず2着。敗因はコーナーを6回回る小回りコースとゴール前の急坂に決め手を殺された。コース適性を欠いている中山競馬場が舞台ならライバルたちにもつけ入る隙はある。
そこで,菊花賞馬(04年)デルタブルースで勝負する。前走の国際G??メルボルンCでは,スタートを決めて好位から楽な手応えで追走。直線で先頭に躍り出ると後続の追撃を絶ってゴール。豪州の大舞台で日本馬の底力を世界にアピールした。グランプリは過去2度挑んで5,11着に敗れているが,3度目の正直で今年の大一番を締めくくる。

○…ディープインパクトは凱旋門賞(仏)で思ったほど弾けず,その後の薬物騒動もあってジャパンCに極度のプレッシャーがかかったが,いつもの「空飛ぶ走り」で快勝。終わってみれば後続を2馬身ちぎっていた。「ラストランでG1レース7勝を挙げ,種牡馬入り」とのシナリオもちらつくが,中山コースは得意でないはず。馬券的にも妙味の薄いここは対抗に留めたい。


▲…ダイワメジャーは毎日王冠,天皇賞(秋),マイルCSと3連勝中。マイル路線での活躍で距離を疑問視されているが,2000Mの皐月賞,天皇賞(秋)を制している。今回2500M戦に挑むが,今季の充実度なら全く心配無用。連勝を伸ばして4つ目ビッグタイトル獲得のチャンスは十分ある。

△1…メイショウサムソンは菊花賞とジャパンCの連敗ですっかり人気を落としたが,2走前に使った上がり3ハロンが34秒9で,前走は34秒5。ここ2走は春の皐月賞,ダービー2戦の35秒1を上回っている。展開に恵まれず勝ち切れずにいるが,末脚は互角だ。

△2…ドリームパスポートは前走のジャパンCでディープインパクトの2着。本来,相手筆頭にすべきところだが,中山コースの実績を見ると,3,2着。春の3歳時の成績とはいえ,2戦でいずれもメイショウサムソンに遅れを取っている。秋を迎えての充実ぶりは評価できるが,連下に評価を下げた。

△3…3度目のグランプリ挑戦となる北海道競馬のコスモバルク。ジャパンCは果敢にハナを奪って逃げたが,3馬身半差の4着。直線の長い東京コース,太目の残りの馬体で最後は足が上がった。今季勝ち星はないが2,2,4,4着と安定した成績。皐月賞2着に健闘した中山が舞台なら大駆けがあっても驚けない。

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