ダート1800Mで行われた過去5回は,13,12,16,11,15頭で争われた。連対馬は2??1,1??4,1??5,2??6,3??1番人気の組み合わせで決着。馬連は350円,1510円,3390円,4890円,710円。02??04年はハンデ戦で2着に伏兵馬が食い込んで4けた配当になったが,別定の2回は平穏に収まっている。
前走はハネダレンジャー(芝1600M)を除くと,ダートからの参戦で,距離は1400M1頭,1800M8頭。クラス別は1600万下組6頭と1000万下組4頭。1000万下組は前走1着が連対条件になっている。
ステップは内外タイムス杯組が5年連続で3着以内に6頭が入線し,連対数も3連対でトップをキープしている。
年齢別は4??7歳上馬が23,22,13,9頭出走して,4,5,1,0連対。4歳と5歳の争いになっている。関東馬VS関西馬は44頭と23頭で戦って8対2。地元関東馬が好成績を挙げている。牡馬は54頭で9連対,牝馬が13頭で1連対。パワー勝負の色濃いダート中距離戦で,牝馬は苦戦している。
◎…フィールドルージュは前走4コーナーから馬なりで進出し,直線で後続を3馬身半ちぎった。3勝すべてをダートで挙げている砂巧者で,まだ底を見せていない。昇級戦でも連勝のチャンスだ。
○…タイキヴァンベールはここ2戦中山の同距離で連続2着。前走の内外タイムスは杯ではいったん抜け出す勢いを見せたが,ゴール前で勝ち馬に二の脚を使われてクビ差敗れた。地力上位は明らかで,このクラス卒業に時間はかからない。
▲…年明けの京都でアイファーフクオーは1000万下を連勝した。勢いで3連勝を狙ったが,昇級戦と出遅れで9着に敗れた。過去に端午S(オープン)で2着したこともある実績馬。出世が遅れているが,準オープンなら能力差はない。
△1…タイラントシチーは昨年の2着馬で,中山コースで2勝,2着5回と好成績を挙げている。あとひと押しがなく足踏み状態が続いているが,流れひとつで首位争いに食い込む末脚を秘めている。
△2…マチカネウソブキは前走1000万下をクビ差で勝ち上がった。持ちタイムはやや見劣るが,相手なりに走る勝負強さがあり,中山のダート1800Mで5勝。ベストの条件だけに警戒が必要だ。
△3…スズジャパンは前走金蹄Sで4着に追い込んだ。ゆるい流れ,距離もやや長かった中で,勝ち馬と0秒6差は上々の内容。後方で脚をためる作戦がはまれば大駆けが期待できる。