2006年10月29日(日)

11R
2006年10月29日(日)
東京
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アサクサデンエン
1 2 カンパニー
2 3 サクラメガワンダー
2 4 ダンスインザムード
3 5 ローエングリン
3 6 トリリオンカット
4 7 スイープトウショウ
4 8 コスモバルク
5 9 インティライミ
5 10 スウィフトカレント
6 11 ファストタテヤマ
6 12 ハットトリック
7 13 オースミグラスワン
7 14 ダイワメジャー
8 15 アドマイヤムーン
8 16 グレイトジャーニー
8 17 ローゼンクロイツ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=7 14=15 14-4 14-8 7=15
綾恵 7=14 7=4 7-1 7-15 14=4
山田 4=14 4=7 4=6 14=7 14=6 7=6
たま 5=8 5=10 5=4 5=7 5=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダイワメジャー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.6
宝塚記念(G1)以来となった前走の毎日王冠(G2)で,直線の叩き合いを制し優勝。これは,ただ勝ったというだけなく,僅差の競馬に弱かった点と,これまでの5戦すべて馬券対象外だった東京コースを,ともに克服しての結果。ひと夏を越し,大きなパワーアップがあったのは明白といっていいだろう。ここは前走より1ハロン伸びるとはいえ皐月賞と同じ距離な上,かなり先へいかせた調教相手を4コーナーでアッサリ追いつき直線豪快に抜き去った抜群の直前調教内容から大きな上積みも必至。ディープインパクト出走回避で混戦模様の今回,主役の資格は十分だ。

対抗はスイープトウショウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.4
ハーツクライを下した一昨年の宝塚記念制覇を含めてこれまでG1・3勝を挙げている女傑。超スローペースの恩恵があったにせよ,久々は走らないはずだった当馬が,前走の京都大賞典(G2)をメンバー最速となる32秒台の末脚で差しきり,牡馬に全く引けをとらないその力量を前走改めて証明して見せた。メンバーが前走と比べ多少手強くなる上,いまだ勝ち星がない東京コースではさすがに強気となれないが,使った効果か,馬体にハリが出てきて仕上がり自体は文句なし。決め手勝負になれば2年連続となる牝馬の盾取りまであっていいだろう。

単穴はアドマイヤムーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
皐月賞4着,ダービー7着と本番では結果を残せなかったものの,春先に弥生賞(G2),共同通信杯,札幌2歳S(ともにG3)制覇の実績は明らかに3歳トップクラス。確かに一流古馬を相手にするのは多少厳しそうではあるが,休み明けだった札幌記念(G2)を快勝してみせた。中間でビシビシ追われ,デキに関しても万全な上,札幌記念からの参戦は昨年のヘヴンリーロマンスと同じローテーション。ここで,古馬相手に秘めた実力が本物であることを証明してみせても驚けない。

抑えはダンスインザムード。穴はコスモバルク。

今週のワンポイントアドバイス

7歳でも末脚健在,ローエングリン


ディープインパクトの出走回避で有力馬がひしめく大混戦となったが,馬券的には俄然面白くなった。過去10年のレースを参照に傾向を探ってみたい(02年は中山競馬)。
1番人気は3勝2着3回。連対率6割はまずまずの成績で,連対馬の20頭中16頭も5番人気以内で占めている。一方で,12??14番人気の伏兵馬3頭が連に食い込み,馬連万馬券が3回出ている。
連対馬で前走1着だったのは10頭だったが,5着以下は99年の1,2着馬のみ。前走で掲示板を確保していることが連対条件となっている。
路線別は京都大賞典組が7連対で,宝塚記念,毎日王冠,札幌記念組が2連対で続いている。ただ,2走前を見ると,宝塚記念に出走していた馬が10頭おり,これを合わせるとこの組は計12連対。前哨戦としては京都大賞典組が好相性を見せているが,宝塚記念出走組にも注意が必要だ。
年齢別は3??7歳上馬が12,56,53,27,14頭出走して,3,10,5,1,1連対。また,連対率は25.0%,17.9%,9.4%,3.7%,7.1%。連対数で4歳馬,率で3歳馬が他世代をリードしている。しかし,今年は7歳以上のベテラン勢が大活躍し,JRA年間重賞勝利(平地のみ)で過去最多の12勝をすでにマークしている。ここではファストタテヤマ,ローエングリン,アサクサデンエンが該当。高齢馬からも目が離せない。

◎……ローエングリンは毎日王冠で1馬身半差の3着。ここ2戦の関屋記念,京成杯AHに続いて差のない首位争いを繰り広げた。前走はいつもより早めに好位に進出したが,最後までしぶとく伸びた。7歳馬でも全く衰えを見せておらず,展開ひとつで突き抜ける地力を備えている。

○……コスモバルクは前走オールカマーで馬群の中で折り合い,直線インから伸びてハナ差2着。3年目の挑戦で天皇賞(秋)へ出走権を獲得した。2000Mは3勝,2着1回と連対率10割。一昨年のジャパンC2着で,今年は国際G1を勝っている。地方馬所属の天皇賞初制覇のチャンスだ。

▲……前走オールカマーでスウィフトカレントはハナ+クビ+ハナ差の4着。手応え十分で直線を向いたが,前が壁になる不利で脚を余した。今年から新設された「サマー2000シリーズ」の初代王者で,この夏一番の上がり馬。G1実績では一歩譲るが,ここでも十分通じる能力を秘めている。

△1……スイープトウショウは約1年ぶりの京都大賞典で内から鋭く伸びて差し切った。スローペースとはいえ,牡馬の一線級を上がり32秒8で破った破壊力は目を見張るものがあった。長期休み明け2戦目の反動は気になるが,勝てばG1・4勝で,獲得賞金ではエアグルーヴに次ぐ牝馬歴代2位にランクする。

△2……アドマイヤムーンは皐月賞4着,ダービー7着。春のクラシックで一歩届かなかったが,札幌記念で上がり33秒5の豪脚で古馬を一蹴した。ここへのローテーションは97年のエアグルーヴ,昨年のヘヴンリーロマンスと同じ。斤量は2キロ増となるが,決め手勝負になれば首位争いに浮上する。

△3……前走の毎日王冠でダンスインザムードはクビ差の2着。今年はヴィクトリアマイル(G1)を勝ち,米国のマイルG3を快勝した。距離はマイル前後がベストだが,天皇賞(秋)も2,3着の実績。勝たれても不思議のない能力を備えている。

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