芝1400Mで施行された02,04,05年の3レースで傾向を見てみたい。
14,16,12頭立て。連対馬は1??5,5??4,4??2番人気の組み合わせで1,2着した。上位人気がいまいちの成績で,馬連は1420円,3090円,1600円。02,04年がハンデ戦で,昨年から別定戦に条件が変更されている。
ステップは初富士S組3連対(4,4,3着),淀短距離S組(11着),新春S組(4着),石清水S組(12着)。初富士S組の相性がよさそうだ。年齢別は4??7歳上馬が13,9,12,8頭出走して0,4,2,0連対。牡馬は32頭出走して5連対(15・6%),牝馬が10頭で1連対(10・0%)。牝馬で連に絡んだシャイニンルビーは桜花賞3着。オープンでも通用するマイル実績を備えていた。
◎…前走のトールハンマーは,向こう正面で2度も手綱を引っ張り,直線の坂上でも追えない場面があった。短距離戦では致命的な不利を受けたが,着差はわずか0秒2。直線の長い東京コースと距離延長を味方に巻き返す。
○…トーセンテンショウは東京の芝で13戦して,3勝,2着5回,3着3回。前走はじっくり構えて直線でいい脚を見せたが,中山の急坂を上って伸びを欠いた。追ってバテない末脚は東京コース向き。好勝負は確実だ。
▲…3走前にビーナスラインは東京の芝1400M(1000万下)を快勝。準オープンに昇級後,4,3着と好走し,着差も0秒3,ハナ+クビと詰めている。ベストは4勝の1200Mだが,この距離でも上位争いになる。
△…マルターズホビーは1200Mで2勝,1400Mで2着2回。前走の初富士S5着は,1ハロン距離が長かったようだ。先行しても,追い込んでもレースを進められる自在型。底を見せていない短距離で反撃する。
△…2カ月半ぶり,昇級戦と厳しい条件がそろったムーンシャインだが,東京は8戦して4勝と相性がいい。1400Mはやや短い気もするが,末脚比べになれば台頭する機会は十分にある。
△…ダイワフォーチュンは前走18キロ増の体重で0秒2差の5着。6カ月半ぶりだったが,後方から直線インを突いて鋭く伸びてきた。たたいた上積みは大きく,直線の長い東京で一変しても不思議はない。