芝1600Mに定着した過去4回,1??3着に4??6??1,1??2??10,1??3??8,1??2??3番人気がゴールした。1番人気は毎年馬券に絡むだけでなく,目下3連勝中。02年に上位3番人気馬がそろって連から消え馬連で4870円と荒れたが,ここ3年はいずれも3けた配当で堅く収まっている。
連対馬8頭の前走はすべて1着だったが,過去10年で見ると,2,3着馬も1,2連対。前走で3着以内に入線していれば連対条件を満たしていると考えていい。
ステップはオープン特別2頭,新馬4頭,未勝利2頭。路線別で注目したいのはダリア賞組。この組の勝ち馬は4年連続で参戦して3,1,1,3着。すべて馬券対象になっている。
関東馬は49頭出走して6連対(連対率16.3%),関西馬が15頭で2連対(同13.3%)。連対数,率とも関東馬が関西馬を上回っている。
牡馬VS牝馬は34頭と30頭で戦い,4対4。性別による優劣は見られない。
◎…マルカハンニバルは前走5馬身差の2着。道中は抜群の手応えだったが,勝負どころで外に出せず追い出しが遅れたのが痛かった。距離1ハロン延長と直線659Mを味方に反撃する。
○…マイネルレーニアは目下2連勝中。好スタートからハナに立って,2走前の未勝利戦で2着を4馬身,前走ダリア賞でも5馬身差で圧勝した。距離延長,逃げて目標になる不利はあるが,スピードで押し切っても不思議はない。
▲…ゴールドアグリのデビュー勝ちのタイムは地味だが,上がり33秒4は傑出している。まだ余裕残しの馬体で,道中もレースに集中できない若さを見せていたが,1度使われた上積みは大きいはず。首位争いできる素質馬だ。
△1…ニシノコンドコソは前走4コーナー最後方から直線だけで17頭をまとめて差し切った。上がり33秒6も優秀だった。1800Mから前半のペースが速くなるマイルに変わって,再度あの脚を使えればVチャンスはある。
△2…トーセンラピュタは新馬戦で内にササりながらも,見事な差し切り勝ちを見せた。その後一息いれて2カ月半ぶりになるが,新潟外回りの1600Mは好条件。好位からレースを進めてなだれ込みを狙いたい。
△3…シャルマンレーヌは芝1200Mを快勝した新馬戦,続くフェニックス賞(オープン)2着ともモタれ気味だった。マイルに距離が延びるのはOKだが,直線で再度モタれる心配があり,今回は連下にとどめた。