2005年12月4日(日)

11R
2005年12月4日(日)
阪神
15:40発走

阪神ジュベナイルフィリーズ GI

芝・右 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コイウタ
1 2 キーレター
2 3 ブラックチーター
2 4 エイシンアモーレ
3 5 シークレットコード
3 6 クリノスペシャル
4 7 コスモミール
4 8 シェルズレイ
5 9 アサヒライジング
5 10 サチノスイーティー
6 11 セントルイスガール
6 12 テイエムプリキュア
7 13 グレイスティアラ
7 14 アルーリングボイス
7 15 プラチナローズ
8 16 フサイチパンドラ
8 17 ベストストーリー
8 18 アイスドール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=1 14=18 14-7 14-16 1=18
綾恵 16=14 16=1 16-12 16-15 14=1
山田 14=1 14=12 14=18 1=12 1=18 12=18
たま 16=14 16=1 16=4 16=9 16=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアルーリングボイス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
小倉2歳S,ファンタジーS(ともにG3)制覇を含め,現在4連勝中と,夏から全く勢いが止まらない実力馬。特に56キロを背負いながら牡馬相手に完勝した,前々走のききょうSが圧巻のレースぶり。2歳牝馬同士ならば一枚も二枚も抜けた存在なのは明らかだろう。マイル戦は初とはいえ,どんな展開にも対応できる脚質から十分許容範囲内。直前調教の軽さは多少気になるが,持てる能力から隙は少ないだけに,一気の5連勝で2歳女王の栄冠を勝ち取る公算大とみたい。

対抗はコイウタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
休み明けだった前々走のオープン・カンナSを快勝すると,続く前走の京王杯2歳S(G2)でも最速の上がりを使いハナ+ハナ差の3着に善戦。牡馬相手にヒケを取らない争いをしている近況の内容ならば,牝馬限定戦においては互角以上の争いが可能といってよいが,今回の本命馬は勢い・力量ともにかなり強力。引き続き好調を保っているのは確かも,ここは連下争い筆頭までが妥当な評価か。

単穴はアイスドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.3
新馬戦こそ出遅れが響きハナ差で勝ちを逃すも,続く未勝利,500万条件の赤松賞を連勝している素質馬。今回は一足飛びでG1挑戦となるが,デビューから見せている切れ味鮮やかな末脚を持ってすれば,通用の期待は十分。先団が開幕週の利を得たいために激しく競り合って自滅するようなこととなれば,好気配を維持しているだけに,一発まであってよさそうだ。

抑えはフサイチパンドラ。穴はコスモミール。

今週のワンポイントアドバイス

破壊力G1級フサイチパンドラ


01年に馬齢表記の変更に伴い,「阪神3歳牝馬S」から「阪神ジュベナイルフィリーズ」にレース名が変わった。ジュベナイルは2歳の意味で,フィリーズとは牝馬のこと。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

1番人気は3,4,5,3,1,1,4,1,5,3着。掲示板を外したことはないが,わずか3勝の成績では全幅の信頼はできない。2番人気は1連対,3番人気が5連対。上位人気は不振で,代わりに6番人気以下の伏兵馬が10頭も連対している。馬連はすべて4けた配当で,万馬券も3回飛び出す波乱となっている。
ステップは20頭中12頭が重賞で,オープン特別4頭,500万下と新馬が各2頭。路線別は6連対のファンタジーS組がトップで,次いで札幌2歳S組3連対,いちょうS組2連対。連対馬の8割をオープン以上で占めている。なお,ファンタジーS組の前走成績は1,7,5,5,10,1着。着順に関係なく巻き返している。
出走間隔は中2??4週の範囲に11頭が集中。残る9頭は連闘馬1頭と,1カ月半??4カ月8頭。間隔を明けると調整が難しいと思われる2歳戦だが,休養馬の活躍が目立っている。
阪神のマイル戦はスタートしてすぐに2コーナーを迎える“おむすび型”コース。そのため外枠は不利といわれている。実際にデータを調べてみると,1??9番枠は13連対で,10??18番枠が7連対。外枠は確かに不利と出ている。

◎…フサイチパンドラは評判通りの強さでデビュー戦を圧勝した。スタートは鈍かったが,道中は押さえ切れない手応え。直線で軽く仕掛けると後続を6馬身突き放した。余裕たっぷりのレースぶりに計り知れないスケールの大きさを感じる。外枠16番は気になるが,G1級の破壊力を備えていることは明らかだ。

○…アルーリングボイスは2戦目から4連勝。小倉2歳SとファンタジーSを制した唯一の重賞馬ウイナーで,間違いなく2歳女王の最短距離にいる。ただ,ひとつ気になるのが目に見えない疲労。夏からの好調期間が長く,使い詰めできたローテーションも心配だ。1番人気に推されるのは確実で,馬券的な妙味のない今回は対抗とした。

▲…コイウタはここまですべて牡馬との混合戦。それでも2勝を挙げている。前走G3の京王杯2歳Sでもハナ+ハナ差の3着に食い込み,牡馬顔負けの勝負根性を見せた。今回ははじめての牝馬限定戦。大きく弾けても驚けない。

△…アサヒライジングは目下2連勝中。さらに前々走のマイル1分34秒8の勝ちタイムは,ここでは一番の持ちタイム。開幕週の高速馬場は望むとこで,単騎逃げで持ち込めればアッといわせるシーンを演出できる。

△…アイスドールは赤松賞で中団待機からレース最速の上がり34秒1で鮮やかに差し切った。2連勝中の上がり馬で,追ってからの反応の鋭さでは群を抜いている。使うごとに減り続ける馬体は気になるが,前の止まる流れになれば上位争いに浮上する。

△…エイシンアモーレは逃げて,新馬戦,オープン特別を連勝した。前走の小倉2歳Sでは初めての控える競馬に切り替えて5着と敗れたが,勝ち馬とは2馬身差だった。3カ月ぶりでもここで十分通用する素質馬。連下には押さえておきたい。

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