過去10年(95年は京都),1番人気は4,1,3,3,2,1,1,3,4,1着。勝率4割,連対率5割では全幅の信頼は置けないが,3着入線率は8割。ワイド,3連複の軸には最適だ。馬連は2000円以内6回,5000??7000円台3回と万馬券1回。荒れ模様を見せている。
ステップは小倉遠征馬が12連対と好相性を示している。その内訳は小倉記念8頭,北九州記念3頭,条件1頭。また,連対馬20頭中16頭は7,8月の夏競馬に参戦。休養馬は割引が必要だ。
年齢別は3??6歳上馬が5,34,36,35頭出走して,1,7,10,2連対。5歳馬が強い。
◎…ツルマルヨカニセは前走3コーナーから積極的に動いたが惜しくも3着。結果的には早仕掛け(?)でゴール前の粘りを欠いたか。勝ち星は準オープンまでだが,阪神の芝2000Mは8戦して2勝,2着4回とベストの条件。重賞初制覇のチャンスだ。
○…ワンモアチャッターは1000万下を連勝して,格上挑戦の小倉記念で0秒1差2着。54キロのハンデに恵まれた面もあるが,完全に本格化した。左回りに良績を挙げているが,4勝をマークしている2000Mなら勢いで差はない。
▲…前走エリモハリアーは上滑りする馬場で,力を出し切れず6着。前々走の良馬場の函館記念では好位で脚をため,直線で楽々と抜け出して快勝した。阪神コースに実績はないが馬場さえよければ決め手は互角。
△…サクラセンチュリーは昨年暮れから正月にかけて重賞連覇。前走の阪神大賞典でも4着に好走した。5カ月半と間隔が開いたが,馬体さえできていれば突き抜ける能力を秘めている。
△…ビッグプラネットは新馬で2着を7馬身ちぎり,2戦目で重賞を制覇した。初の古馬相手,4カ月ぶりと厳しい条件がそろったが,単騎先頭ならスピードで押し切るシーンがあっても不思議はない。
△…セフティーエンペラは前走の小倉記念で0秒2差の4着。直線で内に入って前が壁になり,外を回った2頭(本命馬と対抗馬)に先着された。4勝の1800Mがベストだが,混戦になれば一気に上位争いに浮上する。