2005年11月20日(日)

11R
2005年11月20日(日)
京都
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:9400、3800、2400、1400、940万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ラインクラフト
1 2 アドマイヤマックス
2 3 ウインラディウス
2 4 ローエングリン
3 5 ハットトリック
3 6 ビッグプラネット
4 7 アズマサンダース
4 8 ダンスインザムード
5 9 バランスオブゲーム
5 10 マイネルハーティー
6 11 タニノマティーニ
6 12 ダイワメジャー
7 13 サイドワインダー
7 14 デュランダル
7 15 テレグノシス
8 16 キネティクス
8 17 リキアイタイカン
8 18 アルビレオ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=1 14=13 14-5 14-8 1=13
綾恵 14=1 14=2 14-8 14-13 1=2
山田 14=1 14=11 14=3 1=11 1=3 11=3
たま 5=14 5=1 5=8 5=12 5=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はデュランダル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.0
当レース2連覇を含め,一昨年から日本開催のG1において(3・3・0・0)の実績を残す国内最強の短距離馬。前走のスプリンターズS(G1)は2着までとはいえ,歴史的な香港スプリント王者である勝ち馬の先行力に屈しただけで,メンバー最速となる32台の圧倒的な切れ味を披露。他の国内馬には王者の走りは示せた格好だ。今回は叩いた上積みが見込める昨年同様のローテーション。調教の動きだけ見ても状態面に抜かりはなく,国内ならば力量上位が明白なだけに,3連覇は濃厚だ。

対抗はラインクラフト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.5
国内絶対王者の本命馬に挑む権利があるとすれば,今春に桜花賞(G1),NHKマイルC(G1)と連勝し,変則2冠を達成した当馬が筆頭だ。前々走ローズS(G2),前走の秋華賞(G1)はともに2着までとはいえ,距離が明らかに長い印象。ベストの条件といえるこの舞台へ出走するとなれば,古馬初対戦といえど実績から有力視が妥当だろう。中間も近況同様,引き続き好調をキープ。確率が低いとはいえ,本命馬がもし伸びを欠くような場面があれば,偉業といえる変則3冠達成があっても驚けない。

単穴はサイドワインダー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
上位2頭と比べかなり実績は見劣るが,実力は一昨年当レースで1番人気に推されたように決して引けを取らない逸材だ。7歳と高齢も,距離が短い印象だった前走のスワンS(G2)を2着に好走。骨折休養明けだったことを考慮すれば,年齢による衰えはないと見るのが妥当か。休養理由を考えれば,一叩き入った効果は絶大であり,展開に左右されやすい点は割り引きだが,距離延長で相殺可能か。当馬向きの展開ともなれば大仕事をやってのけてもおかしくない。

抑えはダンスインザムード。穴はハットトリック。

今週のワンポイントアドバイス

初G1制覇の好機,ハットトリック


2000年の番組改編でスプリンターズSがマイルCSよりも先に行われるようになって,各陣営の臨戦態勢に変化が現れた。過去5年のレースで傾向を見てみたい。

上位3番人気から毎年1頭は連に絡んでいるが,馬連が3けた配当で収まったことはない。00年に13番人気,02年には11番人気の伏兵馬が優勝し,馬連1万8050円と1万5530円の万馬券が飛び出している。

連対馬10頭すべてが重賞をステップに出走。路線別はスプリンターズSが3連対でトップ。天皇賞(秋),毎日王冠,富士Sが2連対で続いている。

人気の一角を占めるラインクラフトの秋華賞組は,00年にヤマカツスズラン(2着)が8番人気で14着,01年のムーンライトタンゴ(6着)は14番人気で17着。連対実績はないが,出走馬が2頭と少なく,人気馬にもならなかったことからデータは基準外と考えたい。

年齢別は3??6歳上馬が20,22,26,20頭出走して,3,4,2,1連対。世代間格差はなさそうだ。

牡馬VS牝馬は75頭と13頭で争い8対2。連対数で牡馬が大きくリードしているが,連対率の上では牝馬が逆に牡馬を大きく上回っている。連対10頭はすでに重賞ウイナーで,うち7頭はマイル重賞を勝っていた。なお,例外3頭のうち2頭はG1馬。重賞実績や距離適性も連対への大きなファクターとなる。

関東馬は28頭西下して3連対,関西馬が57頭で7連対。地の利を生かした関西馬が関東馬を圧倒している。

◎…ハットトリックは超スローの天皇賞(秋)で後方から追い込んで,メンバー最速の上がり32秒6の末脚で7着。実績のない2000M,先行有利の流れの中で0秒4差まで迫った。今春に京都金杯,東京新聞杯と1600Mの重賞を連勝したようにマイルは得意。引き続き名手・ペリエ騎手とのコンビ。G1初制覇のチャンスと見た。

○…相手は史上初の同一G1レース3連覇を目指すデュランダル。休養明けのスプリンターズSをたたいて臨むローテーションは昨年と同じ。その前走は完調手前ながら上がり32秒7の脚で2着。追い込み一辺倒だが,2走ボケがでなければ偉業達成のチャンスは十分にある。

▲…ラインクラフトは春に桜花賞,NHKマイルCを連勝した変則2冠馬。秋2戦のローズSと秋華賞は半馬身,クビ差の2着と敗れたが,2000Mは微妙に長かったようだ。3歳世代トップの破壊力と瞬発力を秘めていることは明らか。古馬相手でも首位争いは可能だ。

△…テレグノシスは天皇賞(秋)で14着に敗れた。前半1000M通過が62秒4のスローの流れで脚を余していた。2けた着順の惨敗だが,着差は0秒8。2000Mでもやれるとの判断だったが,結果的には距離が長かったようだ。ベストの距離は1600??1800M。展開が向けば一気に上位争いへ浮上する。

△…昨年,ダンスインザムードは天皇賞(秋)2着をステップにマイルチャンピオンC2着。今年は前半パッとしない成績だったが,前走の天皇賞(秋)3着で復活を告げる走りを見せた。マイル戦は5戦して3勝,2着1回。連対率は8割と得意にしている。桜花賞馬の底力は軽視できない。

△…ダイワメジャーは秋始動の毎日王冠で0秒5差の5着。流れが向かずに力を出し切れなかったが,皐月賞馬の地力を見せた。春にマイル重賞のダービー卿CTをトップハンデで勝って,続く安田記念でも0秒5差に健闘している。人気はないが大駆けがあっても驚けない素質馬だ。

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