2005年12月11日(日)

11R
2005年12月11日(日)
中山
15:25発走

朝日杯フューチュリティステークス GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (混合) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ダイアモンドヘッド
1 2 ショウナンタキオン
2 3 フェイクフェイス
2 4 アポロノサトリ
3 5 スーパーホーネット
3 6 ダノンブリエ
4 7 ジャリスコライト
4 8 デンシャミチ
5 9 ディープエアー
5 10 スロクハイネス
6 11 レソナル
6 12 フサイチリシャール
7 13 タニオブゴールド
7 14 フィールドカイザー
8 15 エムエスワールド
8 16 コマノルカン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=12 7=2 7-1 7-8 12=2
綾恵 2=7 2=1 2-9 2-12 7=1
山田 8=2 8=7 8=12 2=7 2=12 7=12
たま 9=7 9=2 9=4 9=8 9=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジャリスコライト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.9
半兄にアグネスデジタルをもつ超良血馬。デビュー戦を難なくクリアし,続くいちょうSでも快勝して2連勝中と,その血統に見劣らない着実なキャリアを積んでいる。今回は一気のG1挑戦となるが,折り合って中団からシッカリ伸びる落ち着き払ったレースぶりは,まさに古馬顔負け。精神面で一枚抜けた存在なのは確かで,さらに近況の勢い,秘めた素質を考えればいきなりから通用の余地は十分。3連勝でG1戴冠を果たす公算大だ。

対抗はフサイチリシャール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦こそ4着と振るわなかったものの,続く未勝利,萩S,東京スポーツ杯2歳S(G3)と怒涛の3連勝。なかでも,発馬すぐにハナへ立ち,そのままレコードで押し切った前走が圧巻の一言。G1級の実力を秘めた存在といえよう。ただし,目標にされやすい脚質は,前走からのメンバー強化を考えると明らかにマイナス。ここは多少評価を下げ対抗までとするが,うまくレースを運べれば逃げ切りの可能性も十分にある。

単穴はショウナンタキオン。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.35.0
3カ月ぶり,メンバー強化,出遅れぐせのある追い込み脚質という割引材料から単穴評価に落としたが,新潟2歳S(G3)で見せた強烈な末脚はG1でも厳重な注意が必要。このレースへ向け中間の乗り込みは入念で,いきなりから実力は出せる状態。発馬と急坂に課題が残るが,ハイペースは必至と予想されるだけに,一気の浮上する余地は十分にありそうだ。

抑えはダイアモンドヘッド。穴はデンシャミチ。

今週のワンポイントアドバイス

ベストのマイル戦でディープエアー


01年に「朝日杯3歳S」から「朝日杯フューチュリティ(将来性のある)S」と改称された。過去10年のレースで傾向を見てみたい。

1番人気は1,15,1,1,2,2,1,2,2,3着。勝負どころで大きな不利を受けた96年のクリスザブレイヴと昨年のペールギュントが連を外したが,連対率は80%。馬単,3連単の軸には最適か。馬連は590??2000円7回,4000??9000円3回。万馬券はなく,大穴狙いは得策ではない。

連対馬の前走は重賞12頭,オープン特別3頭,500万下2頭,新馬・未勝利2頭,地方競馬1頭。そこでの成績は昨年5着から連対した昨年のマイネルレコルトを除くと,19頭は前走でも連に絡んでいた。
路線別は京王杯2歳S(京成杯3歳Sを含む)組が4連対で,デイリー杯2歳S組と東京スポーツ杯2歳S組がそれぞれ3連対となっている。

出走間隔は中1??3週馬が1,8,6連対し,1カ月半??2カ月半馬が5連対。出走間隔を開けた馬の活躍が目立ち,ここ3年も2カ月以上の休養馬が毎年連に絡んでいる。

連対馬の決め手は,逃げ馬3頭,先行馬11頭,差し馬6頭,追い込み馬0頭。追い込み馬は苦戦している。なお,優勝馬の10頭中8頭は4コーナーで5番手以内の位置取り。勝負どころで先団に取り付くスピードが要求される。

中山のマイル戦はスタートして約240Mで2コーナーのカーブを迎えため,内枠が有利といわれている。実際に,1??8番枠と9??16番枠で比較してみると,優勝馬は8対2で,2着馬が4対6。データでは「内枠有利」となっている。

◎…アドマイヤムーンはハイレベルの札幌2歳Sを3戦3勝で制覇した世代トップ馬。ディープエアーはそこで2着に敗れているが,直線で馬群をさばきながら伸びた末脚は際立っていた。父タイキシャトルは近年屈指の名マイラー。1600M戦なら好勝負は間違いない。

○…ジャリスコライトは新馬,いちょうSを連勝した。勝ちタイムは平凡だが,上がりは33秒8,33秒3と2歳馬離れした強烈な末脚を発揮している。とくに前走は直線で2度も進路がふさがる不利を立て直しての勝利だった。兄アグネスデジタル(半弟)に劣らない大物感がある。逆転候補の一番手に推したい。

▲…ショウナンタキオンもデビュー戦と新潟2歳Sで,後続に2馬身と5馬身差で圧勝した。いずれも直線一気の勝利で能力は間違いなくG1級だ。ただ,ここは初の右回りで,3カ月ぶりの実戦。さらに鞍上・田中勝騎手が現在G1競走120連敗中と気になる材料が多く,3番手の評価にした。

△1…フサイチリシャールは2戦目から3連勝。いずれも好発進からハナを奪うと,後続を寄せ付けず楽々と逃げ切った。今回も単騎逃げの見込めるメンバー構成で軽視できないが,前走東京スポーツ杯2歳Sのレコード勝ちの反動が気になる今回は連下まで。

△2…デンシャミチは京王杯2歳Sで,外から強襲してきた2頭の追撃をかわして初重賞をもぎ取った。着差はハナ,ハナの接戦だったが,レースセンスの良さと勝負強さでしのぎ切った。中山の1600Mをすでに経験済みで,混戦になれば上位争いに浮上する。

△3…前走アポロノサトリはスローの競馬とはいえ,上がり33秒7の末脚で差し切った。3戦して2勝,2着1回のパーフェクト連対。デビュー戦は逃げ切り,2戦目が好位から,3戦目が追い込みと自在な脚質が強み。上位勢とは差がありそうだが,2着争いなら出番はある。

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