2005年4月17日(日)

11R
2005年4月17日(日)
中山
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アドマイヤフジ
1 2 トップガンジョー
2 3 マイネルレコルト
2 4 コンゴウリキシオー
3 5 ヴァーミリアン
3 6 ビッグプラネット
4 7 ペールギュント
4 8 ストラスアイラ
5 9 ダイワキングコン
5 10 シックスセンス
6 11 パリブレスト
6 12 タガノデンジャラス
7 13 ローゼンクロイツ
7 14 ディープインパクト
7 15 エイシンヴァイデン
8 16 アドマイヤジャパン
8 17 スキップジャック
8 18 ダンスインザモア

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=3 14=4 14-5 14-16 3=4
綾恵 14=16 14=5 14-12 14-13 16=5
山田 1=18 1=14 1=6 18=14 18=6 14=6
たま 3=14 3=17 3=7 3=16 3=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディープインパクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.8
圧倒的な1番人気に推された弥生賞(G2)で,2着アドマイヤジャパンをクビ差退けて重賞初制覇。圧倒的な強さを見せつけてきた新馬戦や若駒Sに比べると着差は縮まったが,3番手好位の内ラチ沿いをロスなく進んだアドマイヤに対し,当馬は後方から外を回してのもの。結局,最後までムチが入らなかったことを考えると,余力残しで勝った可能性もありそうだ。当馬の馬体は450キロ前後で,近年の大型化からすれば小ぶりの印象もあるが,いざレースとなれば類い希なスピードで駆け上がるのだから,身体能力の質がちょっと違う様である。1週前の段階で栗東DWにて6ハロン78秒台の好時計が出ていたが,今週の追い切りでも重馬場だったDWで6ハロン80秒,終い12秒台を叩き出しており,状態面でもケチの付けようがない。出走すれば非常に厄介な存在となるはずだったストーミーカフェが故障で休養入り,強力な先行馬にやられるリスクが減少したのは好都合。勝ち時計が2分を切る位の決着になれば,決め手に優れた当馬が1冠目を手にする可能性は限りなく高いとみる。

対抗はマイネルレコルト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.4
休養明けの弥生賞ではディープに0秒2差遅れの3着。昨年末の朝日杯FS(G1)を制した2歳王者にしては案外な結果になったが,ダート戦を経由してきたダイワキングコンが逃げる超スローな流れとなったため,2番手に付けながらも折り合いを欠いてしまい,終いの脚にも影響した可能性は否定できない。この中間は前回の坂路主体の調整から,以前のコース追いへと変更。1週前の段階で美浦南Wにて5ハロン64秒,終い12秒台をマークしており,3カ月ぶりを叩いた効果は十分に感じられる。今回も道中の折り合いがカギとなりそうだが,コンゴウリキシオー陣営など,ある程度ペースアップしてくれそうな存在が見受けられるのは何より。タフなレースでこそ当馬の持ち味が最大限に発揮されるはずであり,昨年の様な1分58秒台後半の高速決着なら面白い存在に。

単穴はコンゴウリキシオー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.4
1番人気であった前走の毎日杯(G3)をローゼンクロイツに0秒2差の3着と敗走。切れ味に勝った勝ち馬はともかく,楽逃げしていたコスモオースティンすらかわせなかったのは残念だが,直線ではモタれる様な場面もあったので,レース間隔が開いて馬体が多少重かった影響もあったか。この中間は中2週ながらもビシッと追われており,スッキリとした好仕上がり。今週の追い切りでも栗東坂路で4ハロン52秒4,終い12秒3と一杯に追われたことで出走態勢は万全となった。内目の4番枠発走は悪くないし,前走がスローペースのために不完全燃焼だった事を踏まえて,いざとなれば逃げる旨の宣言をしている点も心強い。ディープに不覚をとった新馬戦(4馬身差2着)を含めて,安定して成績を残している割には人気になりにくそうな感じで,流れひとつで大仕事をやってのける可能性も。

抑えはアドマイヤジャパン。穴はヴァーミリアン。

今週のワンポイントアドバイス

G1圧勝の舞台でマイネルレコルト反撃


昨年は北海道競馬所属のコスモバルクの参戦で盛り上がったが,今年も3戦無敗のディープインパクトの登場で近年にないヒートアップを見せている。過去10年のレースから傾向を探ってみた。
1??3番人気は5,3,3連対と不振。代わりに6番人気以下の伏兵馬が6連対している。97年と02年に馬連5万馬券が出て大波乱となったが,残る8回中4回は3けた配当。堅いか荒れるかの見極めが肝心となっている。
ステップは弥生賞(G2)組7連対(3,2,3,2,1,3,1着),若葉S組6連対(1,5,2,4,1,7着),スプリングS(G2)組5連対(7,1,1,2,3着),アーリントンC(G3)組(1着)と毎日杯(G3)組(1着)が各1連対。トライアル3競走で連対馬の90%を占め,他路線からの出走馬の出番は少ない。
連対馬20頭のキャリアは3??8戦。関東馬は4勝,2着3回,関西馬が6勝,2着6回(昨年,地方馬コスモバルクが2着)。連対数で関西馬が優勢だが,連対率はほぼ互角となっている。
◎…マイネルレコルトで勝負する。弥生賞は初の2000M戦,スローペースに前半かかり気味に2番手。後続の目標となったが,0秒2差3着と崩れなかった。メンバー中最多の4勝馬で,新馬戦と朝日杯FS(G1)をレコード勝ちした快速馬。3カ月ぶりをたたいた上積みは大きく,2歳王者がG1を圧勝した舞台で巻き返す。
○…相手は無敗の3連勝で弥生賞を制したディープインパクト。圧巻のパフォーマンスで連勝街道を突き進んできた。ただ,3戦は9頭,7頭,10頭立て。少頭数の競馬から今回は一気にフルゲートの18頭立て。力を出し切れば楽勝だろうが,中山は小回りで直線も短い。多頭数戦で馬群をさばけずに脚を余すシーンも考えておきたい。
▲…スキップジャックを単穴に推す。昨秋,京王杯2歳Sで直線インを突いて抜け出し,G2タイトルを手中にした。続く,朝日杯FSは手応え十分で直線に向かったが,前が壁になり脚を余して11着。前走スプリングSもダンスインザモアの0秒5差5着に敗れたが,直線の内外のコース取りの差も着順に出た。人気ほど能力差はなく,一発の魅力が漂う。
△…ダンスインザモアはスプリングSを歴代3位のタイムで制覇した。1位のタニノギムレットはダービー1着,同タイムでクビ差2着のテレグノシスはNHKマイルC(G1)を制した。その比較からダンスインザモアの能力は間違いなくG1級。道悪もOKで,中山コースも歓迎だ。
△…前走弥生賞でアドマイヤジャパンは道中3番手で折り合い,直線インを突いて2着と好走した。内と外に離れたディープインパクトとのたたき合いで,ゴール前首差遅れたが,不良馬場で京成杯(G3)を制覇したことがフロックでないことを証明した。外枠で位置取りがポイントとなるが,差はない。
△…ペールギュントは朝日杯FS3着馬で,デイリー杯2歳S(G2)とシンザン記念(G3)を制覇している実力馬。前走スプリングSは外からいい脚を見せて追い込んで0秒5差6着。最後の詰めを欠いたが,重賞2勝の実績からここでも十分勝負になる。

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