2005年3月19日(土)

11R
2005年3月19日(土)
中山
15:40発走

時事通信杯フラワーカップ GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合) 牝 (特指) 別定 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アルフォンシーヌ
2 2 シーザリオ
3 3 フレンドリーステラ
3 4 オンワードスワン
4 5 ラドランファーマ
4 6 シャルムーズ
5 7 ビコーグレイス
5 8 ランタナ
6 9 サオヒメ
6 10 プロージット
7 11 スルーレート
7 12 タマヒカル
8 13 ウェディングヒミコ
8 14 ピースオブラヴ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=5 2=13 2-6 2-11 5=13
綾恵 5=2 5=1 5-9 5-13 2=1
山田 2=13 2=8 2=5 13=8 13=5 8=5
たま 13=2 13=5 13=7 13=11 13=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はシーザリオ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今年の当競走は,オープン以上での勝ち馬が不出走で小粒な印象のメンバーとなったが,その中で当馬の履歴はひときわ優秀な部類になる。昨年末の阪神マイルでの新馬戦を1馬身半差で快勝,前走の中山・寒竹賞ではクビ差ながらも勝利を伸ばしており,無敗で2戦2勝を達成。寒竹賞で2着に下したアドマイヤフジが次走きさらぎ賞(G3)で3着,4・6着馬も次走で500万を勝ち上がるなど,非常にレベルの高い一戦だった点も見逃せない。今週の追い切りでも栗東坂路で4ハロン52秒3,終い12秒4を馬なりで楽々と出しており,2カ月半ぶりでも仕上がりに不足はなさそう。ここまで牡馬との混合戦で戦ってきたことを考えると,面子の薄い牝馬限定戦ならアッサリの重賞制覇が濃厚の判断だ。

対抗はラドランファーマ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
約3カ月ぶりのクイーンC(G3)でライラプスに0秒3差の3着。すでに過去の重賞戦で結果を残していた勝ち馬には完敗の形だが,直線では一旦先頭に立つかの場面もあり,最後に交わされた2着ジョウノビクトリアに半馬身差なら,地力のあるところは十分に見せた感じ。今週の追い切りは,美浦南Wコースで5ハロン66秒,終い12秒台と馬なりで流したが,終いの伸びは上々で一度使った効果は歴然。過去4走は全てマイル戦を使われて1,3,1,3着の好成績を残しており,今回はようやく未勝利を勝ち上がった様なメンバーも多く,すでに一線級との手合わせで結果を残しているアドバンテージは大きいはず。ライラプスほどの強敵がいないとなれば,当馬にも未だチャンスは残されている。

単穴はウェディングヒミコ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
未勝利脱出には6戦を要してしまった当馬だが,勝ち上がり直後の前走きんせんか賞でアッサリと2勝目をマーク。道中は逃げるヴァーチュをマークする形の好位取りで,直線サッと抜け出して後続を楽に封じており,センスの光る内容であった。昨年10月に馬体390キロでデビューしていたが,前走では410キロとそれなりに成長が見られるし,未勝利時に中山の2000M以上のレースを2回経験済みとあって,距離に全く不安がないのも心強い。今週の追い切りでは,南Wで5ハロン66秒,終い13秒台とラストの動きが物足りない印象を受けるが,過去にも同様の調整で結果を残しているので,稽古駆けするタイプではないのであろう。豊富なキャリアを武器に何とか上位を狙いたいところだ。

抑えはスルーレート。穴はシャルムーズ。

今週のワンポイントアドバイス

3連勝の好機,ウェディングヒミコ


過去10年,1??3番人気が6,5,4連対と上々の成績をあげている。馬連は00年に1万9700円の万馬券が出て,03年に7280円と荒れたが,5回は3けた配当で,3回が1000??2000円台。牝馬限定の重賞でも多くは平穏に収まり,波乱度は低い。
ステップはクイーンC(G3)組とホープフルS組が各3連対,エルフィンS組2連対。重賞やオープン特別からの参戦馬が活躍している一方で,500万下と未勝利からも9頭が連に絡んでいる。格は関係ない。
前走成績は20頭中18頭が1??4着で,残る2頭は7,10着。前走掲示板を確保していることが,連対への条件になっている。
1勝馬は99頭が出走して5連対(連対率5.1%),2勝馬は34頭で11連対(同32.4%),3勝以上馬が10頭で4連対(同40.0%)。1勝馬も軽視できないが,連対率からは狙えず,軸には2勝馬以上を据えたい。
関東馬VS関西馬は100頭と39頭で争い,11対9。連対数で関東馬,率では関西馬が勝っている。ただ,最近4年は関東馬が連続でワンツーを決めている。
◎…ウェディングヒミコは中山の2200Mと1600Mを連勝中。未勝利を脱出するまでに時間がかかったが,素質馬がようやく軌道に乗った。使われながら競馬を覚え,自在性を身に付けたのは強み。距離1800Mに問題はなく,3連勝のチャンスと見た。
○…強敵は2戦2勝のシーザリオ。前走の寒竹賞では牡馬に混じり好位から抜け出し,アドマイヤフジ(阪神11R・若葉Sに出走)の追走をクビ差振り切った。2カ月半ぶりになるが,牝馬限定戦なら3連勝も夢ではない。
▲…ラドランファーマは4戦すべてマイルに出走して2勝,3着2回と馬券対象パーフェクト。前走クイーンCは道悪を意識したか,早めに動いたのが裏目に出て,1馬身半+半馬身差3着に敗れた。距離延長に不安はなく,力量差はない。
△…タマヒカルは芝1800Mをデビュー勝ちした。その後,重賞,オープンで凡走したが,前走は先行してしぶとい粘りを見せた。小回り中山だけに新馬のような積極策に出れれば,上位争いに加われる。
△…前走スルーレートは牡馬相手,不良馬場で惨敗したが,前々走500万下のダート1600Mでは後続を4馬身も突き放して完勝した。初芝で強気に押せないが,メンバーがかなり手薄になった。時間のかかる馬場で先行力を生かせば連下には食い込めるはずだ。
△…ビコーグレイスは前走クイーンCで4コーナー最後方から強襲して5着まで追い込んだ。馬場のいいところを選んで大外を回ったコースロスが痛かったが,末脚は際立っていた。良馬場が条件になるが,展開がはまれば大駆けが期待できる。

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