2005年3月6日(日)

11R
2005年3月6日(日)
中山
15:35発走

報知杯弥生賞 GII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合)(指定) 馬齢 本賞金:5400、2200、1400、810、540万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アドマイヤジャパン
2 2 ブレーヴハート
3 3 レットバトラー
4 4 ダイワキングコン
5 5 ニューヨークカフェ
6 6 マチカネオーラ
7 7 マイネルレコルト
7 8 ニシノドコマデモ
8 9 エイシンサリヴァン
8 10 ディープインパクト

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=10 7=1 7-6 7-8 10=1
綾恵 10=7 10=2 10-1 10-5 7=2
山田 7=1 7=10 7=3 1=10 1=3 10=3
たま 7=10 7=2 7=1 7=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルレコルト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
暮れの朝日杯FS(G1)をレコードで制覇。逃げたストーミーカフェがハイペースで引っ張る厳しい流れであったが,早めの追い出しで抜け出すと,2着に粘ったストーミーに2馬身差を付ける完勝ぶり。マイルまでしか経験がないので距離に不安が残るが,過去の当競走優勝馬にも距離未経験のケースが多く,対応できないと考えるのは早計だ。スローでもハイペースでも勝利を挙げており,折り合いに不安がないのも大きな長所といえる。帰厩後の2月半ばに美浦坂路で4ハロン49秒台を叩き出して驚かせたが,おそらくは放牧先のビッグレッドファームで乗り込んでいた成果であろう。今週も坂路で4ハロン50秒8,終い12秒2の好時計を馬なりで叩き出しており,出走態勢は万全。早い内から重賞戦で揉まれてきたキャリアからも,2勝目に手間取った様な馬とは地力が違うはずだ。恐ろしい末脚を誇るディープインパクトは脅威だが,今回は自ら勝ちに動ける当馬を上位に据えてみたい。

対抗はディープインパクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.8
4馬身差の楽勝だった新馬戦でも,上がり33秒台の類い希な瞬発力を発揮して驚かせたが,真にベールを脱いだのは前走の若駒S。大逃げ打ったテイエムヒットベが失速するほどのハイペースだったが,前で粘ろうとしたケイアイヘネシーをアッサリ交わすと,グングンと伸びてゴール時には5馬身もの差が付いていた。前走で下したケイアイヘネシー,3着インプレッションの次走以降が善戦止まりなので,メンバーに恵まれたものという邪推も出来そうだが,新馬戦で退けたコンゴウリキシオーがきさらぎ賞(G3)を制したことで,少なくとも重賞レベルの水準にあることは間違いなさそうだ。追い切りの方も,栗東DWで1週前には珠玉の6ハロン79秒台,今週は武豊騎手を背に6ハロン82秒,終い11秒台を馬なりで出るほどの充実ぶり。今回は積極的にペースを上げそうな馬が不在とあって,当馬の持ち味が最大限に生きる瞬発力勝負の流れが濃厚。早い段階で本命馬を射程圏内に捉えていれば,勝つのは当馬の方かもしれない。

単穴はアドマイヤジャパン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.03.8
降雨の不良馬場で行われた京成杯(G3)において重賞初制覇。いつもの様に出遅れ気味の発馬だったが,徐々に押し上げる形で上手く抜け出しており,前々走ラジオたんぱ杯2歳S(G3)で3着の実績はダテではなかった。半兄・ビワワールドは脚部不安で大成し損ねたものの,当馬はクラシック路線へと無事に進出。未だ発馬に改善が見られず,馬体的にも成長途上の段階のため,本当に良くなるのは先になりそうだが,上位2頭以外とならヒケは取らない。ラジオたんぱ杯2歳S時に上がり勝負で敗れていることからも,瞬発力を問われると分が悪い印象だが,体力勝負に問題ないのは前走で証明済み。当日の馬場次第では本命・対抗2頭に割って入れる可能性も残っている。

抑えはマチカネオーラ。穴はニシノドコマデモ。

今週のワンポイントアドバイス

皐月賞へ王手,マイネルレコルト


上位1??3着馬が皐月賞へ優先出走できるトライアル。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。
連対馬は1??2,2??3,3??4,2??3,2??1,1??4,1??2,4??2,2??4,2??3番人気の組み合わせで1,2着した。連対馬はすべて4番人気以内。上位人気馬が人気に応えているが,特に2番人気は5勝,2着3回と大活躍している。馬連は3けた配当5回(01年は枠連),1000円台3回,2000円台1回と3100円と平穏に収まっている。ただ3着を見ると,8,1,5,1,4,2,4,7,7,6番人気が入線。人気薄馬の食い込みが目立ち,3連複,3連単では波乱を視野に入れた馬券検討が必要だ。
連対馬の前走は重賞12頭,オープン特別4頭,500万下4頭。そこでの成績は02年に4着から巻き返したバランスオブゲームを除くと,19頭すべてが1,2着馬。前哨戦で連を外した馬は減点対象になる。路線別は朝日杯FS(G1)4連対,ラジオたんぱ杯2歳S(G3)・きさらぎ賞(G3)が3連対で並んでいるが,今年は朝日杯FS組のみの出走となった。
勝利数別は1??3勝以上馬が29,70,22頭出走して,1,13,6連対。1勝馬は明らかに力不足で,2勝以上馬を狙いたい。キャリアは2??7戦以上馬が2,10,3,1,1,3連対。所属別は関西馬14連対,関東馬5連対,地方馬1連対となっている。
◎2歳王者マイネルレコルトが関西馬を迎え撃つ。5戦4勝の実績はやはり光るものがある。出遅れた京王杯2歳S5着以外は危なげない勝利で,前走の朝日杯フューチュリティSも自分から勝ちに行ってのレコードV。間隔は開いたが調教で好時計を連発して久々の心配は全くない。皐月賞と同じ舞台で勝利を収めてG1へ王手をかける。
○ディープインパクトは新馬,若駒Sと圧倒的な強さで連勝した。初戦は4馬身差,前走もとても届くとは思われない位置から5馬身差をつけた。いずれも上がり33秒台と次元の違う末脚で圧勝した。本命馬と甲乙付けがたい資質を秘めている。
▲2強に割って入ればブレーヴハート。ここまで2勝,2着1回。3戦はいずれもダートだが,2勝はともに大楽勝だった。母は仏オークス馬カーリングで,半兄に快速馬ローエングリンがいる良血馬。初芝でも大駆けがあっても驚けない。
△アドマイヤジャパンも怖い1頭。デビュー戦で2着を2馬身突き放して圧勝。続くラジオたんぱ杯2歳Sは出遅れて3着に敗れたが,前走は道悪の京成杯(G3)で直線一気の差し切りを決めた。中山の2000Mを経験済み,良馬場でも末脚は互角だ。
△ニシノドコマデモは共同通信杯(G3)は出遅れてまったく競馬にならなかった。未勝利,いちょうSと連勝。東京スポーツ杯2歳S(G3)で前が詰まる不利がありながら,1馬身+クビ差3着まで迫った。たたいた効果と距離延長でどこまで上位勢を苦しめるか。

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