過去5年,連対馬は5??3,7??4,6??10,6??1,1??5番人気の組み合わせで決まった(00年は1600M,02年は中山1200M)。上位人気は不振で,馬連は3620円,6930円,6860円,2850円,660円。伏兵馬の台頭を警戒したい。
連対馬10頭中9頭は前走4着以内に好走。ステップは3連対の神無月S組と2連対の太秦S組が有力。年齢別は3??7歳上馬が4,2,1,2,0連対。3歳馬が健闘している。牡馬は55頭で7連対,牝馬が20頭で3連対。連対率で牝馬がややリードしている。関東馬VS関西馬は48頭と27頭で争い5対5。連対数は互角だが,率で関西馬が優勢だ。
◎…前走ワキノカイザーは4コーナーで馬群に包まれて苦しくなったが,直線で前が開くと鋭く伸びて3着まで迫った。4カ月ぶりをたたいた2戦目の上積みは大きく,3勝を挙げている得意の1400Mで今度は差し切れる。
○…タイキエニグマは神無月Sを快勝。6カ月ぶりだったが,久々を感じさせない力強い走りを見せた。これで準オープンは2月の中山の内外タイムス杯に続き2勝目。今回トップハンデ58キロを背負うが,勝ってまたまた準オープンの出走なら間違いなく勝ち負けになる。
▲…マルカフレンチは前走太秦Sで5着に敗れた。スタートのタイミングが合わず,道中も馬込みに押し込められたが,直線でジワジワと伸びている。夏に2着を5馬身ちぎって500万下,1000万下を連勝。ダート適性は高く,スムーズな流れになれば巻き返せる。
△…リメンバードリームは500万下,1000下を連勝中の上がり馬。前走は中団待機で直線鮮やかに抜け出して,2着以下を2馬身半突き放した。準オープン昇級で相手は強化するが,ハンデ51キロは魅力。混戦になれば上位争いに浮上する。
△…ここ2戦タイキヴァンベールは5,7着。前々走は休み明け,前走は2100Mの距離が長すぎた。春の東京で1000万下のマイル戦を2連勝の実績から1400Mは当然守備範囲。たたき3戦目も狙える材料だ。
△…スリージェムも今年準オープンを1月と7月で2勝している。実績からハンデ57.5キロは仕方がないが,前走の安芸S勝ちから4カ月間隔が開いた。ぶっつけはやはり気になる材料。今回は抑えの評価に留めたい。