2005年10月30日(日)

10R
2005年10月30日(日)
東京
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヘヴンリーロマンス
1 2 スズカマンボ
2 3 リンカーン
2 4 ハットトリック
3 5 アサクサデンエン
3 6 タップダンスシチー
4 7 ホオキパウェーブ
4 8 キングストレイル
5 9 メイショウカイドウ
5 10 ハーツクライ
6 11 ストーミーカフェ
6 12 ダンスインザムード
7 13 ゼンノロブロイ
7 14 スイープトウショウ
7 15 テレグノシス
8 16 サンライズペガサス
8 17 アドマイヤグルーヴ
8 18 バランスオブゲーム

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=14 13=6 13-3 13-10 14=6
綾恵 6=13 6=10 6-3 6-11 13=10
山田 13=17 13=16 13=3 17=16 17=3 16=3
たま 15=14 15=8 15=3 15=10 15=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はゼンノロブロイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.58.9
始動戦だった前々走の宝塚記念(G1)は差し・追い込み有利の展開に泣き3着までも,続くインターナショナルS(海外G1)はクビ差2着に善戦。海外初遠征,当馬向きとはいえない馬場などを考えれば,前走は当馬の力量を改めて証明した上,勝ったも同然の内容であった。今年は未だ勝ち星に恵まれていないとはいえ,昨年の当レースを含め,ジャパンC,有馬記念と秋季古馬中距離G1を3連勝し,04年の年度代表馬に選ばれている国内トップクラスの実績は伊達ではない。今回約2カ月ぶりなのは心配だが,中間はここを目標に乗り込み動きも軽快なだけに,連覇という形で大きく巻き返すはずだ。

対抗はスイープトウショウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.4
前走の毎日王冠(G2)は6着に敗退したものの,休み明けで馬体に余裕があったように,前走はここを目標とした完全な叩き台のレース。それで33秒台の末脚を使い0秒6差ならば,理想の滑り出しいってよいだろう。今春は宝塚記念制覇に加え,安田記念(G1)でも2着しているように充実一途。一叩きした上積みが大きい上,斤量も前走から1キロ減る今回は,春先の再現まで期待してよさそうだ。

単穴はタップダンスシチー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.5
久々だった前々走の金鯱賞(G2)で同一重賞3連覇を果たし,未だ能力健在を証明した古馬トップクラスの一角。続く前走の宝塚記念は7着に惨敗も,先団の馬に厳しい流れだったのは事実。これまで積み重ねてきた実績を考えると,前走のみで見限るのは早計といえよう。今回は鉄砲駆けするタイプの当馬にとって絶好ともいえる4カ月ぶりのレースな上,有力馬が差し・追い込み脚質多数。先団でスンナリ流れに乗りさえすれば,大駆けしてなんら不思議はない。

抑えはリンカーン。穴はハーツクライ。

今週のワンポイントアドバイス

ベストの東京でテレグノシス


1937年,現在の天皇賞が創設されてから初めて,天皇,皇后両陛下が観戦されることとなった第132回の天皇賞(秋)。両陛下は当日,同競馬場内にあるJRA競馬博物館で開催されている特別展「栄光の天皇賞展」をご観賞。武騎手らと面会した後,レースを観戦される。
さて,ディープインパクト一色の菊花賞とは対照的に,G1馬8頭が参戦する大激戦になった。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい(02年は中山開催)。
1??3番人気は5,4,2連対。上位人気はほめられる成績ではないが,連対20頭中17頭を5番人気以内が占めている。しかし,99年と04年に2けた人気が2着に食い込んで馬連1万5770円,8210円と荒れたように,伏兵馬の台頭には警戒が必要だ。
連対馬20頭すべてが重賞(地方交流戦を含む)をステップに出走。内訳はG1が4頭(1,5,2,4着),G2が15頭(4,6,3,4,1,1,4,7,6,1,1,1,1,1,2着),G3が1頭(1着)。連対馬の17頭までが掲示板に載る好走を見せていた。路線別では7連対の京都大賞典組が1位。これに毎日王冠組4連対,宝塚記念組2連対と続く。ただ,前々走を見ると,宝塚記念の出走馬が10頭おり,これを加えると同組からの連対馬は計12頭となる。京都大賞典組がベストのステップだが,その年の宝塚記念出走馬にも注意が必要だ。
年齢別は3??7歳上馬が11,55,57,25,13頭出走して4,10,4,1,1連対。中心は10連対の4歳馬になるが,連対率を見てみると36.4%,18.2%,7.0%,4.0%,7.7%と,連対率で他世代を大きくリードしている3歳馬をノーマークにはできない。

◎…テレグノシスは前走,4コーナー13番手からレース最速の上がり32秒6で2着に突っ込んだ。前残りの流れの中,馬群を割りながらで素晴らしい伸びをみせた。昨年は道中外々を走らされ,直線も大外の位置取りでロスの多い競馬,さらには道悪も影響して11着に敗れた。5勝を挙げているベストの舞台・東京で反撃を期す。

○…スイープトウショウは牡馬相手に安田記念2着に続き,宝塚記念を見事に差し切った。秋初戦の毎日王冠は6着に敗れたが,余裕残しの馬体,馬場入りを嫌がるなど前走はあくまでもトライアルと割り切りたい。97年のエアグルーヴに次ぐ史上2頭目の牝馬による2000Mの天皇賞制覇も夢ではない。

▲…セントライト記念を制したキングストレイルが古馬に挑戦状をたたきつける。ここ10年で11頭が出走して4連対。連対率36.4%と世代トップの高率を誇っている。藤沢和雄きゅう舎はバブルガムフェロー(96年),シンボリクリスエス(02,03年)で頂点を極め,このレースとの相性も抜群にいい。伸び盛りの良血3歳馬という魅力も大きい。

△…昨秋,古馬3冠(天皇賞・秋,ジャパンC,有馬記念)を制覇したゼンノロブロイが再び偉業達成に挑む。宝塚記念は4コーナーで少し窮屈になる不利から3着に,前走・英国インターナショナルSではクビ差の2着に終わった。ツキもなかったといえるが,今年はまだ1勝も挙げていない。しかも,海外遠征帰りの初戦とこれもマイナス材料。人気面を考慮すれば連下の筆頭までと見たい。

△…リンカーンは京都大賞典を快勝,負けると天皇賞(秋)への出走を絶たれる崖っぷちから見事はい上がった。ここで気になるが前走の反動。究極の仕上げで全力投球した後にお釣りがなくなるケースはよくある。3冠ジョッキー武豊騎乗で人気を集めるここは抑えに回したい。

△…ルメールとのコンビでハーツクライが初G1制覇を狙う。宝塚記念でゼンノロブロイを抑えて2着と好走,昨年のダービーでも2着の実績がある。4カ月ぶりのぶっつけ本番,展開に左右される脚質は不安だが,得意の東京コースなら大駆けがあっても驚けない。

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