00年に1200Mから1400Mに距離が延びて,03年からハンデ戦が別定戦になった。
過去5回は14,14,14,16,16頭立てで行われた。連対馬は1??4,1??10,3??1,2??5,3??6番人気の組み合わせで決まった。比較的多頭数で争われたが,馬連は930円,5340円,820円,1950円,3730円。荒れても中波乱止まりになっている。
連対馬の前走は準オープン9頭と旧900万下1頭。10頭中8頭はダート1200??1600Mを使われて参戦。ステップはメルボルンT組が3連対している。年齢別は4??7歳馬が21,22,24,7頭出走して3,4,2,1連対。牡馬は56頭で7連対,牝馬が18頭で3連対。連対数で牡馬がリードしているが,率で牝馬が逆転している。関東馬VS関西馬は45頭と29頭で争い,8対2。関東馬が強い。
◎…前走メジャーカフェは久々のダートで0秒2差の5着に健闘した。芝のG2で3着,G1・4着,現級でも2着しているが,決め手不足から伸び悩んでいる。新馬勝ちしたダートで,鞍上もデザーモ。Vへ条件が好転した。
○…前走ボードスウィーパーはダート1200M戦で,4コーナー最後方から直線強襲して0秒8差6着。1800M戦から直後の短距離戦,ペースに戸惑い後方に置かれたが,末脚は際立っていた。得意の1400Mで反撃する。
▲…ワイルドバンチは2走前のダート1400Mの鳴門Sでメジャーカフェに半馬身先着した。前走は芝で8着に凡退したが,ダートに戻るのはプラス。4勝を挙げている1200Mがベストで,その分狙いを下げたが,上位2頭との差は少ない。
△…カイシュウマックスは2月以来の実戦。休養前に1000万下で後続を7馬身離して楽勝した。ダート1600Mの勝ちタイム1分37秒2は速い。久々で戸惑いを見せなければ怖い存在になる。
△…前走フサイチストラトスは後方待機で直線鮮やかな差し切りV。1000万下を強い競馬で勝ち上がった。流れも向いたが,力が一枚上だった。昇級戦で相手は手ごわくなるが,距離短縮は歓迎。連下にはマークしたい。
△…ビッグシャークも前走1000万下で後続を2馬身ちぎった。良馬場の時計のかかる競馬になるとつらいが,脚抜きのいいスピード馬場なら出番はありそうだ。