過去5年,連対馬は9??5,5??1,9??3,14??3,5??3番人気の組み合わせで決まった。馬連は1万6250円,1940円,6070円,8万1720円,2930円。1番人気の勝利はなく,2番人気も不振で,一筋縄では収まらない傾向を見せている。ステップはミモザ賞組3連対,フラワーC(G3)組と忘れな草賞組2連対となっている。キャリアは3??6戦馬が2,3,1,2連対と,8,11戦馬がそれぞれ1連対。関東馬VS関西馬は49頭と32頭で争い,6対4。関東馬が頭数でリードしているが,率は互角。
◎…前走イエローパピヨンは直線大外から追い込んでいったん先頭に立ったが,レースパイロットにクビだけ差されて2着。勝ち馬とは4コーナーの内と外のコース取りの差が出た。末脚の生かせる東京コースで改めて狙い撃ちする。
○…パーフェクトマッチは新馬で皐月賞(G1)2着馬シックスセンスをクビ差退けた。クイーンC(G3)は道悪に末脚を封じられ伸び切れなかったが,正月競馬の牡馬混合ジュニアCで2着に健闘した。ひと息入ったが,鉄砲で2着実績のある馬。重賞初制覇のチャンスも十分ある。
▲…レースパイロットはキングカメハメハの妹。デビュー前から脚光を浴びていた評判馬が,前走ミモザ賞で2勝目を挙げた。長くいい脚を使えるタイプだけに東京コースは大歓迎。上位2頭をまとめて破れる能力を秘めている。
△…ディアデラノビアは桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2)4着。桜花賞への出走はならなかったが,勝ったラインクラフトとはわずか0秒1差だった。新馬を快勝して,続く白梅賞でエアメサイアを2馬身完封した。世代トップ能力を秘めている素質馬,連闘の疲れが出なければ上位争いに浮上する。
△…目下2連勝中のピサノグラフも超良血馬。2着3回とこれまで5戦して一度も連を外していない堅実派。東京コースを3走している経験も強み。初の2000Mで折り合いを欠かなければ怖い存在になる。
△…ウェディングヒミコは中山の2200Mで未勝利を勝ち,2000Mで現オープンのニューヨークカフェとハナ差の接戦を演じた。前走フラワーCは折り合いを欠いて11着に敗れ3番人気を裏切ったが,豊富な距離経験を生かせれば上位進出も十分ある。