従来の「丹沢S」を今年は東京競馬場「新スタンドオープン記念」競走として施行する。
過去5年,連対馬は7??5,1??3,2??4,1??6,1??7番人気の組み合わせで決まった(01年はハンデ戦)。馬連は3050円,570円,1450円,1470円,1890円。極端な人気薄の連対はなく,比較的平穏に収まっている。ステップは韓国馬事会杯組が6連対,梅田S組2連対。牝馬の連対はなく,年齢別は4??6歳馬が2,6,2連対している。
◎…ラッキーブレイクが巻き返す。前走は直線でいったん抜け出す勢いを見せたが,ゴール前で失速して6着。2カ月ぶりで息切れしたが,前々走の同条件,同舞台の金蹄Sで0秒1差3着。56キロは負担にならないハンデで,スタミナも十分備えている。
○…相手はアルファフォーレス。3走前に準オープンへ昇級した後,2戦連続の2着で着差も0秒1,0秒3。いつでも現級を勝ち切る能力を秘めている。トップハンデ57キロが微妙だが,東京2100Mで1000万下を勝っており,パワー勝負も望むところ。
▲…ダンツエナジーは前走,韓国馬事会杯で2番手から追走。直線で早めに動いて後続の餌食となったが,最後まであきらめずに0秒4差5着に粘ってた。昨夏の札幌で現オープン馬と互角に渡り合った実績から,準オープンなら好勝負になる。
△…ペルフェットは昨年の3着馬。前走の阪神大賞典(G2)はさすがに荷が重く9着と凡退したが,ダート2100??2400Mで3勝を挙げている。長距離ダートでスタミナ自慢が大暴れしても驚けない。
△…グランドハリケーンも差はない。昨秋に東京で1000万下を快勝し,続く武蔵野S(G3)で0秒8差の健闘を見せた。前走,韓国馬事会杯も後方からいい脚で追い込んだが0秒5差。東京コースなら流れひとつで上位争いに浮上できる。
△…タイキアルファはダートで5戦して,2勝,3着2回。着外は前々走の金蹄S4着でまだ底を見せていない。切れる脚がないだけに直線の長い東京のダート長距離戦は歓迎だ。