降雪でダート変更となった98年を除く,過去9回のレースを振り返って見たい。(03年は中山競馬場)
1??3番人気は6,1,3連対。1番人気はまずまずの成績だが,2,3番人気は不調で,6番人気以下から4頭が連対している。99年に馬連11万馬券が飛び出してド肝を抜かれたが,残る8回中5回は3けた配当で最高配当が4920円。波乱度は低い。
ステップは4連対の京成杯(G3)組とラジオたんぱ杯2歳S(G3)組が優秀だが,500万特別勝ちからも4頭が連対している。勝利数別は1??3勝以上馬が45,53,8頭出走して6,9,3連対。連対率は勝利数に比例してアップしている。キャリアは連対馬18頭中16頭が4戦以上だった。
◎ニシノドコマデモで勝負する。前走は最後方から直線内を突いたが,前が開かず外に出す大きなロス。そこから矢のように突っ込んだ惜しい3着だった。人気のストーミーカフェとは札幌の未勝利戦で1度対戦し,2馬身半差の2着に終わったが,当時は同じ54キロでの対戦。今回は2キロ差があり,東京コース経験済みのアドバンテージもある。
○ストーミーカフェがスピードの違いでハナを奪う。朝日杯FS(G1)を超ハイペースで逃げて,レコード決着の2着に粘った速力は脅威だ。ただ,今回は初コース,斤量58キロと条件は厳しい。楽勝されても仕方のない存在だが,2番手評価とした。
▲ロードマジェスティはジュニアCを快勝。中間ソエが出て回避するような話もあったが,出走に踏み切った。重賞初挑戦となるが,前走勝ち時計は朝日杯FSのマイネルレコルトと比べて0秒5差。上位2頭をまとめて破るスピードを秘めている。
△マルカジークはシンザン記念(G3)で中団から押し上げてハナ+2馬身半差3着。朝日杯FSでは発馬で後手を踏んで苦戦したが,末脚は重賞でも十分通用する。1800Mも経験済みだ。
△ケイアイへネシーは,若駒Sでディープインパクトに5馬身ちぎられたが,3着とは2馬身差で2着を確保した。前走は相手が悪かった。暮れの中京2歳S(1800M)で直線脚を余しながら4着。ベストの距離で反撃があっても驚けない。