2005年1月29日(土)

11R
2005年1月29日(土)
東京
15:40発走

根岸ステークス GIII

ダート・左 1400m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サミーミラクル
1 2 シャドウスケイプ
2 3 ハードクリスタル
2 4 アドマイヤマックス
3 5 ストロングブラッド
3 6 ナイストップボーイ
4 7 カフェオリンポス
4 8 メイショウボーラー
5 9 ワイルドソルジャー
5 10 サイレンスボーイ
6 11 アグネスウイング
6 12 トップオブワールド
7 13 エンゲルグレーセ
7 14 エコルプレイス
8 15 サンエムキング
8 16 タイギャラント

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=1 8=11 8-10 8-14 1=11
綾恵 8=11 8=12 8-2 8-3 11=12
山田 8=9 8=13 8=4 9=13 9=4 13=4
たま 4=8 4=12 4=1 4=7 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はメイショウボーラー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダート初挑戦となった前走のガーネットS(G3)で3馬身差の快勝。ハナを争って飛ばしたナムラビッグタイム,マルターズヒートを見ながらの競馬であったが,直線はバテる2頭を尻目に悠々と抜け出す楽勝ぶりで,終いも推定上がり36秒台でまとめられては後続に為す術はなかった。昨秋の古馬との芝・短距離路線ではひと押し足りない印象もあっただけに,ダートで新境地を見出した点は注目に値する。ここは中2週での出走なので大幅な変わり身はなさそうだが,栗東CWでの追い切りも6ハロン81秒,終い12秒台と特に疲れは見られない。芝コースながらも府中への遠征・左回り・距離は経験済みという点も魅力だ。現・短距離界トップのマイネルセレクトが調整遅れで登録しておらず,上がり馬のスパイキュールも故障で回避,斤量も据え置き56キロなら連勝を伸ばせそうだ。

対抗はサミーミラクル。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.22.9
重賞初挑戦ながらも1番人気に推されたガーネットSでは,3馬身+クビ差の3着。古豪エンゲルグレーセの激走で連対は逃したものの,自身の持ち時計は短縮しており,結果的に時計面で壁があったようだ。前走を含めて,終いの脚自体は上がり36秒台をコンスタントに使っており,忙しい中山の6ハロン戦よりは1ハロン延長された府中の方が本領を発揮できそうだ。今回は当コースのレコードホルダーであるエコルプレイスがいるので時計的な裏付けは必須の状勢だが,実際に当該設定での勝利実績がある上,関西圏のレースではあるが1分22秒台の持ち時計も保持。未だダートでは底を見せていないこともあり,相手筆頭の評価としてみたい。

単穴はアグネスウイング。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.23.1
昨秋のシリウスS(G3)優勝,JBCスプリント(交流G1)2着の戦績は今回のメンバーでも上位のものを持つ。前走ガーネットSは,4番手から余力十分で直線へ向いた様に見えたが,いざ追い出されてからの伸びがなく6着に敗走。トップハンデを課されていたこともあるが,直線に坂のある阪神での好走歴はあったものの,ゴールまで坂が続く中山では勝手が違ったのかもしれない。今回はハンデ戦からG別定に替わるため,斤量的な不利はなくなりそうだし,新潟や公営・大井での実績からも直線の長い府中へ替わるのはプラスとなりそう。昨秋が間隔を詰めて使っていたので,前走時はレース間隔が開いて集中力が途切れていた可能性もあり,中2週なら本来の闘志を見せるはず。未知数のマイルで行われる本番はともかく,1400Mで行われる当競走でなら未だ見限る訳にはいかない。

抑えはエコルプレイス。穴はサイレンスボーイ。

今週のワンポイントアドバイス

初ダートでもアドマイヤマックスV


01年に11月開催からこの時期に日程変更され,フェブラリーS(G1)の前哨戦として見逃せない一戦となった。03年は中山のダート1200Mで行われたが,ここでは過去4回のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
13,14,16,15頭立てにて行われ,連対馬は8??3,6??5,2??1,7??10番人気の組み合わせで決着。1??3番人気はいずれも1連対と不振で,代わりに6番人気以下から4頭が連に絡んでいる。一昨年は2??1番人気のワンツーで馬連490円と堅く収まったが,3回は4850円,4380円,1万7560円。波乱傾向を示している。
連対馬の前走は重賞7頭,準オープン1頭。そこでの成績は2,2,9,1,1,3,6着と1着。重賞組は前走成績に関係なく巻き返している。
路線別は4連対のガーネットS組(G3・ダート1200M)が優秀で,3着も2回。1ハロン距離は短いが,ガーネットS組がこのレースへの重要なステップになっている。
年齢別は4??8歳上馬が18,11,13,13,3頭出走して,1,3,3,1,0連対。5歳馬と6歳馬が連対数で並んでいるが,率で5歳馬が一歩リードしている。牡馬49頭と牝馬9頭で争い,8対0。牝馬は苦戦している。関東馬は26頭出走し2連対,関西馬は32頭で6連対。関西馬が関東馬を圧倒している。
◎ダート初挑戦のアドマイヤマックスを狙い撃ちする。一昨年の安田記念(G1)2着,香港マイル(国際G1)4着は,ダートに新天地を求めて前走ガーネットSを圧勝したメイショウボーラーより実績で上回っている。東京は重賞2勝を挙げている舞台。坂路の動きや走法からダートに不安はなく,突き抜けるシーンは十分ある。
○初ダートの前走ガーネットSでメイショウボーラーは2番手で折り合い,直線を迎えると後続の追撃を許さず3馬身突き放した。前半33秒台のハイペースを追走して,二枚腰の粘りを見せた。皐月賞,NHKマイルCでG1・3着の実績。1400Mも十分守備範囲だ。
▲ジャパンCダート(G1)5着のトップオブワールドも怖い。前走強敵相手の国際舞台でもまれながらも,最後までしっかりと伸びて掲示板を確保した。ベストはユニコーンS(G3)勝ちのマイルだろうが,これから成長する明け4歳馬。この距離でも能力をそがれることはない。
△カフェオリンポスは昨夏に交流G1のジャパンダートダービー(大井)を圧勝している。ダートは9戦して4勝,2着3回。着を外した2回の敗因はいずれも出遅れ。重量58キロは気になるが,ダートで底を見せていない魅力は大きい。
△準オープン圧勝の勢いでサミーミラクルは前走重賞に初挑戦して3着。中団待機で追い上げたが昇級戦のペースが厳しく,1番人気に応えられなかった。ダート1400Mは6戦して4勝の得意の距離。クラス2戦目で一変しても驚けない。
△エコルプレイスは前走ギャラクシーSで道中抜群の手応え。勝負どころから先頭に立ってそのまま逃げ切りを狙ったが,早仕掛けがたたったかゴール前でクビ差され2着に惜敗した。東京は同距離の欅SをレコードVで決めた舞台。成績にムラはあるが,上位争いに加わるスピードを秘めている。

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