左回りで行われた4回,連対馬は5??1,4??6,1??2,1??3番人気の組み合わせで決まった。馬連配当は1470円,4870円,650円,640円。1番人気が3着に敗れた02年にやや荒れたが,3回は人気サイドで収まっている。
連対馬の前走は重賞1頭,オープン2頭,新馬4頭,未勝利1頭。成績は1着馬が7頭,2着馬1頭。前走連に絡んでいない馬は割り引きたい。連対8頭中6頭が1勝馬。格は関係ない。ステップは2年連続でダリア賞組が連対している。
性別は牡馬が32頭出走して5連対(連対率15.6%),牝馬が24頭で3連対(同12.5%)。関東馬VS関西馬は43頭と13頭で戦い,6対2となっている。
◎…ニシノフジムスメはデビュー戦で1位入線も6着に降着したが,前走未勝利を4馬身差で圧勝した。初戦を逃げ切り,前走で差し切る自在の競馬を見せた。完成度で一歩リードしており,距離延びてさらにいいタイプ。初重賞に王手だ。
○…デビュー戦はスタートで挟まれ18頭立ての最後方に置かれたマイネサンサン。道中脚をためて直線内から馬群をさばいて17頭をまとめて差し切った。時計はともかくケタ違いの末脚。決めて勝負になればチャンスはある。
▲…コスモミールは3戦無敗。新馬戦は後方から追い込み,マリーゴールド賞は向こう正面でハナに立ってそのまま後続を突き放し,前走は好位から差し切った。3勝の内容は濃いが,約2カ月で3戦の強行ローテーション。疲労が不安で3番手評価とした。
△…前走ショウナンタキオンは出遅れて後方待機。直線でも先頭とはかなり差があったが,外に持ち出すと豪快に伸びた。新馬戦で見せた決め手は一級品。外回りの1600Mならさらに磨きがかかりそう。末脚勝負になれば一気に浮上する。
△…エイシンチャンドラは3走目の未勝利芝1800Mでレコード勝ち。早目に先頭に立ってそのままスピードで押し切った。長くいい脚を使えるタイプで,新潟のマイルは最適だ。
△…マイネルグリッツァは芝1600Mの未勝利を1分35秒9で勝った。短距離2戦はいずれも5着に敗れていたが,距離延長と長い直線で末脚が一気にさく裂した。追ってしぶといタイプ。コース経験と3戦のキャリアで上位をどこまで脅かすことができるか。