芝1400Mに変わりはないが,01年はハンデ戦で施行された。
過去4回は18,18,18,12頭立て。昨年を除くと毎年フルゲートの多頭数戦で行われた。連対馬は1??3,3??2,10??7,2??8番人気の組み合わせで決まった。馬連配当は540円,1240円,5万1040円,4200円。前半2回は人気サイドで堅く収まっているが,ここ2回は波乱傾向を見せている。また,過去3回の3連複も5600円,9万3400円,7930円。こちらも荒れ模様となっている。
連対馬の前走は重賞1頭,1000万下5頭,500万下2頭。500万下の2頭はいずれも1着だったが,1000万下以上は前走成績に関係なく巻き返している。特定の路線からまとまった連対馬は見られないが,8頭すべてが前走芝レースから出走。距離は1200??1800Mだった。
年齢別は3??7歳上馬が10,14,25,13,4頭出走して,それぞれ4,1,3,0,0連対。3歳馬が連対数,率で他世代をリードしている。牡馬は41頭で6連対,牝馬が25頭で2連対。夏に強いといわれている牝馬もここまで苦戦している。関東馬VS関西馬は59頭と7頭で争い,6対2。出走頭数は少ないが関西馬から目が離せない。
◎…前走マルターズホビーはダッシュがつかずに最後方に下げた。フルゲートの18頭立て4番枠で,道中前が詰まる場面もあったが,直線で大外に出すと末脚がさく裂。前を行く17頭をまとめて差し切った。クビ差の勝利だったが,着差以上に強い内容。昇級の壁は見られず,初戦から首位争いになる。
○…レミニセンスは500,1000万下を連勝中。前走の芝1400M勝ちタイム1分20秒9も速かった。4勝はすべて左回りで上げて,新潟コースも2戦2勝。牝馬だけに1キロ増でも56キロは気になる重量だが,今の勢いならば好勝負になるとみた。
▲…ストロベリードールは前走ハナ差2着に惜敗した。ハイペースの展開ではまったにしても上がり33秒8の末脚は光った。春にこの1000万下を勝った時にも33秒4の切れ味を発揮。いずれも1200M戦だったが,本格化した今なら距離1ハロン延長に問題はない。
△…ケイアイボイジャーは栃尾特別で現級勝ちした力量馬。1400Mに実績がなく,前走1キロ増の重量で評価を下げたが,新潟コースは4勝,2着4回と実績では一枚抜けている。上位勢と互角の決め手を秘めている。
△…栃尾特別でサクラブライアンは0秒2差の3着。スタートで後手に回ったが,内枠から追い上げて直線でも馬群をうまくさばいた。ゴール前ではさすがに脚が上がっていたが,たたき2戦目で大きく変わった。クラス3戦目。連下には警戒したい。
△…穴を出せばヤナギムシだ。福島の500万下で逃げて後続を3馬身半ちぎった。前走は昇級初戦,外回りの1600Mで直線失速したが,マイペースに持つ込むと実にしぶとい。距離短縮,内回りコースで大駆けがあっても驚けない。