過去4年は14,14,15,11頭立てで行われ,連対馬は1??3,1??2,6??9,1??6番人気の組み合わせで決まった。馬連配当は570円,390円,9330円,2930円。前半2回は人気サイドで堅く収まっているが,ここ2年は伏兵馬の台頭で波乱傾向を示している。
前走は1000万下7頭,500万下1頭。そこでの成績は2,4,3,5,5,2,7着と1着。昨年のハウンドコップ以外は前哨戦で掲示板を確保していた。ステップは麒麟山特別組が2連対しているが強調する材料ではない。
連対馬8頭は中1??5週の出走間隔で,全馬真夏の7,8月に1度は出走していた。年齢別は3??7歳上馬が8,11,22,8,5頭出走して,各2,4,2,0,0連対。6歳以上馬は苦戦している。関東馬VS関西馬は48頭と6頭で争い6対2。連対率で優る関西馬から目が離せない。
◎…上昇度でエピストラーを本命に推す。前走は勝負どころからロングスパートをかけてそのまま押し切った。着差は半馬身だったが,自分から動いて差し切る強い競馬。昇級戦に壁はない。
○…セフティーミキオーは降級2戦目の前走麒麟山特別で,直線一気の差し切り勝ち。気性の難しさが出世を妨げているが,もともと準オープンで2着するなど力量上位馬。勝って再び1000万下出走は有利だ。
▲…単穴にディープインパクト世代のトラストジュゲムを挙げる。ダートは7戦して,2勝,2着4回,3着1回とすべて馬券対象。麒麟山特別で○セフティーミキオーの2着に敗れたが,着差はわずか0秒2。強い3歳世代の代表として無様なレースは見せれない。
△…ウインプレジールは昨秋の東京で1000万下を勝っている力量馬。4勝はすべてダートで,距離1600??1700Mでマークしている。4カ月ぶり,実績のない1800Mで狙いを下げたが,潜在能力は互角だ。
△…一昨年暮れの準オープン・摩耶Sでカフェフロリデアンはクビ,ハナ差の3着。その後パッとせずここ2戦も大敗しているが,このクラスでも通じる力量は備えている。たたき3戦目,先行力を生かす競馬に持ち込めれば上位争いに浮上できる。
△…スターエフェクトのダート2勝は1200Mと1500M。現状ではマイル以下の距離がベストといえそうだが,前走の1800M戦で後方から直線いい脚を見せた。折り合いに不安は残るが,はまれば一発が期待できる。