実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.47.8 | |
前走・三木特別では馬群を割って差してきたものの、クビ差の2着と惜敗。これまで当馬は直線でもたつく面をみせていたが、前走を見る限り多少改善の兆しがあった点は収穫だ。血統からみても、菊花賞馬ダンスインザダークの全弟と超良血馬で、素質自体はこのクラスでは明らかに上。安定感がないため信頼は置けないが、力さえ出し切れれば勝機は十分にある。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.47.1 | |
3歳時、菊花賞(G1)に出走したように、秘めた能力の高さはかなりのモノを感じさせる当馬。前走の豊栄特別では12着と惨敗したものの、勝ち馬とは0秒3差であったことを考えれば、着順ほど悪い内容ではなかった。今回は叩き3戦目とあって、状態面の上積みが期待されることから、前走の大敗には目をつぶってでも狙ってみたい1頭である。
スピードで押し切る,プリモピアット
この時期の開催で芝1800Mに変わりはないが、今年は牝馬限定から牡馬との混合戦に条件が変更された。
左回りで行われた過去4回は10、10、14、9頭立てで、連対馬は2-6、1-5、10-2、7-6番人気の組み合わせで決着した。馬連配当は5030円、810円、1万6990円、7960円。1-3番人気はほめられた成績ではなく、伏兵馬の健闘が目立っている。
連対馬の前走は重賞1頭、1000万下6頭、地方交流戦1頭。そこでの成績は2着と6-14着。前哨戦で掲示板を外した馬が巻き返している。ステップは弥彦特別組から2頭が連に絡んでいるが、強調する路線ではない。
決め手は逃げ3頭、先行2頭、差し2頭、追い込み1頭。直線がたっぷりある外回りコースでも逃げ、先行馬が有利となっている。年齢別は3-7歳上馬が9、8、20、3、3頭出走して、各1、2、4、0、1連対。5歳馬が連対数で一歩リードしているが、連対率からは世代間格差を気にする必要はなさそうだ。関東馬は37頭で5連対、関西馬が6頭3連対。出走頭数の少ない関西馬からも目が離せない。
◎…プリモピアットは前走ハナに立って積極的な逃げを見せたが、道中は後続にピッタリとマークされる厳しい流れ。直線早目に交わされて10着に敗れたが、着差は0秒8と大崩れはしなかった。今回も同型馬不在で単騎先頭は確実。2勝している得意の1800Mならスピードで押し切れる。
○…前走豊栄特別でシルクディレクターは12着に敗退して1番人気を裏切った。トップハンデを科せられて速い流れに乗れなかったことと、4カ月ぶりの復帰戦で2着に好走した反動が出たか。準オープンから降級して3戦目。別定戦なら首位争いに加わるのは必至だ。
▲…キャッスルブラウンは昨年このレースでクビ、クビ差の3着。新潟1800Mも4戦して、3勝、3着1回とすべて馬券に絡む好走を見せている。前走松島特別は7カ月ぶり、距離も1ハロン長く5着と敗れたが、得意のコースに変わるのは好材料。久々をたたいた上がり目も期待できる。
△…前走ダンシングオンは後方で脚をため、直線いい脚で伸びて2着を確保した。気性が悪く、追い出すとフラついたり、追って素直に反応しない欠点もあるが、高い能力を秘めている。現級勝ちの実績もあり、力を出し切ればチャンスはある。
△…ニシノセレッソは新潟で3勝をあげているコース巧者。前走は格上の準オープンだったが、4コーナー最後方から直線だけで追い上げて0秒5差の5着まで詰め寄った。別定戦で57キロを背負うが、自己条件に戻ったここは軽視できない。