2004年6月20日(日)

11R
2004年6月20日(日)
阪神
15:45発走

プロキオンステークス GIII

ダート・右 1400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(指定) 別定 本賞金:4200、1700、1100、630、420万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヒカリジルコニア
2 2 アイアンリアリティ
2 3 サカラート
3 4 ビワシンセイキ
3 5 タイガーロータリー
4 6 ブルーコンコルド
4 7 ツルマルファイター
5 8 シンドバッド
5 9 タケイチショウリ
6 10 マタカッタ
6 11 ギャラントアロー
7 12 ニューベリー
7 13 エイシンハンプトン
8 14 ニホンピロサート
8 15 インタータイヨウ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=14 11=13 11-4 11-7 14=13
綾恵 14=11 14=12 14-2 14-15 11=12
山田 13=1 13=3 13=14 1=3 1=14 3=14
たま 4=7 4=14 4-6 4-11 4-13 7=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はギャラントアロー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の京王杯スプリングC(G2)は13着に惨敗したものの,外目の15番枠を引いてしまい,向こう正面のハナ争いで息の入らない流れになってしまったのがすべて。好走には色々注文が付くタイプではあるのだが,スワンS(G2)優勝やマイルCS(G1)3着など,自分の形に持ち込めた時の強さは格別だ。今回は新境地を求めてのダート転戦となったようだが,ダート出走は3歳500万戦で一度走って以来のこと。当時の結果は2着に4馬身差をつける圧勝で,現在準オープンに在籍している連中を全く相手にしなかったのだから,適性自体は十分ありそうだ。強力なスプリンターは同週の北海道スプリントCへ遠征,やっかいな相手となるはずだった同型のバリオス,ロングカイソウが立て続けに回避したのはラッキー。芝で培ったスピードを生かしての逃走劇に期待する。

対抗はニホンピロサート。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.22.5
前々走のサウジアラビアRCがクビ+1馬身差の3着,前走の欅Sを1馬身半差の2着と好走。しかも58キロ以上の重い斤量を克服してのものだから,古豪復活は目前と思われる。昨年のガーネットS(G3)優勝など,ダート短距離部門では上級の存在だが,負担重量が重くなっていることもあり,昨秋以来オープンでの連対は2回のみ。とはいえ,今回は重賞戦ということで久々に57キロで出走でき,他馬との斤量差がグッと縮まったことで,条件が大幅に好転したのは見逃せない。昨年12月のギャラクシーSで58キロを背負って快勝しており,全9勝中3勝を挙げている阪神1400Mは得意の設定。一昨年,昨年と連覇したスターリングローズが不出走,ビワシンセイキが完調手前ということであれば,ダート重賞馬の貫禄を見せつける場面があってもおかしくない。

単穴はエイシンハンプトン。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.22.7
前走のサウジアラビアRCをレコードで快勝。初のマイルがどうかと思われたが,直線外を回して押し切る強い勝ち方で,本格化をうかがわせるレースぶりだった。過去にダートで馬券対象を外したのはわずかに1度だけで,今後も活躍が期待出来る逸材である。昨暮れのギャラクシーSでは対抗馬に0秒1差の2着に敗れているが,近2走では先着しており,力を増してきた今なら通用する余地もありそうだ。ただ,前々走コーラルSで2着入線しながらも,勝ち馬サイレンスボーイには2馬身差の完敗,前走もハンデが軽かったことを考えると,近2走の着順だけを鵜呑みにするのは危険な感じ。その分だけ評価を下げたが,この試練を難なく突破できるポテンシャルを備えていることも否定できない。

抑えはビワシンセイキ。穴はツルマルファイター。

今週のワンポイントアドバイス

“アンカツ”,ビワシンセイキのコンビでV


過去8年,連対馬は5??1,2??5,1??5,3??5,1??2,1??4,1??5,1??8番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対と上々の成績で,馬連最高配当は5170円。大波乱は起こっていない。ただし,3着には7,7,4,10,5,13,4,12番人気馬が入線。伏兵馬が目白押しで,昨年の3連複は4万780円と荒れた。
開催日程が4月から6月に繰り下がったここ4年間に限ると,ステップは欅S組とかきつばた記念(交流G3)組が各3連対している。
年齢別は3??7歳上馬が2,36,35,28,24頭出走して,0,5,6,3,2連対。5歳馬が4歳馬を押さえて世代をリードしている。
ビワシンセイキで勝負する。前走は勝利実績のない左回りで,距離2300Mも不向き。それで4着なら悲観する内容ではない。ダート1400Mは8戦6勝,3着2回と底を見せていない。右回りに変わり,叩き3戦目の体調アップも見込める。鞍上が今絶好調の“アンカツ”なのも魅力だ。
末脚ならツルマルファイターが一番。前走欅Sは中団からスムーズに追走できたが,道中外を走らされ4コーナーでも大外に振られるコースロス。直線良い脚で伸びてきたが5着止まり。ただエコルプレイスがレコードで逃げ切る流れを追い込んだ競馬は次走につながるもの。前の止まる展開ならチャンスは十分ある。
ニホンピロサートは阪神ダートで8戦して,5勝,2着1回と抜群の相性を見せている。58キロの2走前が3着,59キロの前走で2着。いずれもレコード決着の中で0秒2差。斤量57キロは久々で大きなアドバンテージ。ペース次第で一気に突き抜ける。
4歳馬エイシンハンプトンは,前走東京ダート1600Mでニホンピロサートを退けてレコード勝ち。その時の斤量が55キロ対59キロで4キロ差。今回は56キロ対57キロで1キロ差に縮まるが,阪神ダートの1400Mは1,2,1,2着と底を見せていない。520キロの大型馬だけに,1キロ差でも末脚を生かせる展開になれば上位勢を脅かす存在となる。
3カ月ぶりを一度叩かれたブルーコンコルド。欅Sは久々で直線伸び切れなかったが,前の詰まる不利もあった。フェブラリーS(G1)で大外を回ってメンバートップの上がりをマークして0秒3差。また,東京コースになるがダート1400MでレコードVを決めたこともある。大駆けには警戒が必要だ。
前走ギャラントアローは13着に敗れたが,2走前の高松宮記念(G1)で2番枠からポンとハナに立って0秒2差4着に粘った。ダートは久々になるが,キャリア4戦目に1200Mで1分12秒台の時計をマークしていれば,適性には問題はないはず。単騎逃げに持ち込めるようだと,あっと言わせるシーンがあっても驚けない。

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